connotation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
connotation のコアイメージは「言葉の辞書的な意味の外側に漂う、感情的・文化的な付加価値」です。語源はラテン語の con-(共に)+ notare(印をつける)で、「本来の意味と一緒についてくる印」というイメージです。たとえば「家」と「ホーム」は辞書的には近い意味ですが、「ホーム」には温かさや安心感という感情的な響きが伴います。これが connotation です。辞書に載っている客観的な意味(denotation)とは区別され、話者の背景・文化・経験によって変わりうる「言葉のオーラ」とも言えます。
2意味一覧
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名詞
(言葉の)含意、含蓄、ニュアンス、語感
辞書的な意味に「付随してついてくる」感情的・文化的な響きそのものを指す。日本語では文脈によって「ニュアンス」「語感」「響き」「意味合い」など多様な訳が当てられる。 -
名詞
(ある言葉が呼び起こす)連想、イメージ
言葉を聞いたときに「一緒についてくる」イメージや連想もこの語で表せる。特に positive/negative connotation(肯定的・否定的な連想)という形でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
denotation(辞書的・表面的な意味)との混同に注意。denotation は「猫=四本足の哺乳類」のような客観的定義、connotation は「猫=気まぐれ・独立心が強い」のような付加的イメージ。試験でこの対比が問われることがある。
日本語で「含意」と訳すと硬すぎることが多い。「ニュアンス」「響き」「語感」「意味合い」など文脈に合わせて柔軟に訳せるようにしておくことが重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| implication | 論理的・状況的に「暗示される内容」全般を指し、言葉の感情的な響きに限らない。”His silence had implications.” のように言語外の文脈にも使える。 |
| nuance | 意味や感情の「微妙な差異・陰影」を指し、connotation より広く使われる。connotation は主に言葉の付加的な感情的響きに特化している。 |
| overtone | 音楽の「倍音」が語源で、主要な意味の背後に「漂う副次的な響き・色調」を指す。connotation より文学・修辞的な文脈で使われることが多い。 |
対義語: denotation、literal meaning
6派生語・関連語
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connote
動詞
(言葉が)〜を含意する、〜を暗示する -
connotative
形容詞
含意的な、ニュアンスを伴う -
denotation
名詞
(対義関係の関連語)辞書的・外示的な意味
7コロケーション
- have (negative / positive) connotations 〜(否定的/肯定的な)ニュアンスを持つ
- carry connotations of 〜 〜という含意を帯びている
- cultural / racial / sexual connotations 文化的/人種的/性的な含意
8確認テスト
“Be careful with the word ‘cheap’—it has connotations of poor quality, not just low price.”
① 「cheap」という言葉は低価格だけでなく、品質の低さという辞書的定義も持っている
② 「cheap」という言葉は低価格だけでなく、品質の低さという語感(ニュアンス)も伴う
③ 「cheap」という言葉は品質の低さという意味に翻訳できる
④ 「cheap」という言葉は品質の低さを直接的に示す証拠がある
②
「connotation」は辞書的な定義(低価格)とは別に、言葉に付随する感情的・文化的な響き(品質が低そう)を指す。①は「辞書的定義」と説明してしまっており denotation の説明になっている。③は「翻訳」というズレた表現、④は「証拠」という意味では全くない。「言葉のオーラ」としての付加的イメージを指すのが connotation であり、②が最も本質を捉えた訳。
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