experimental
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
experimentalの根底にあるのは「experiment(実験・試み)」というコアイメージだ。まだ確立・証明されておらず、「試している途中の段階」というニュアンスを持つ。薬や技術に使えば「まだ試験段階にある=実験的な」となり、芸術や音楽に使えば「従来の枠にとらわれず新しい試みをしている=前衛的な」となる。いずれも「確定・完成した状態ではなく、まだ模索・検証の途上にある」という共通のイメージが底流にある。日本語の「実験的な」という訳が当てはまらない文脈でも、このコアイメージを意識すれば適切な日本語を自分で導き出せる。
2意味一覧
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形容詞
実験の、実験に基づく
「experiment(実験)」そのものを修飾する用法。科学的に検証するプロセスと直結した意味合い。 -
形容詞
実験的な、試験段階の(まだ確立されていない)
「試みの途中段階」というコアから。新薬・新技術など、効果や安全性がまだ証明されていないものに使う。 -
形容詞
前衛的な、型破りな(芸術・音楽など)
既存の枠にとらわれず「新しい試みをしている」という感覚から。experimentalな音楽=従来の形式を超えた実験音楽を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「experimental」を常に「実験的な」と訳そうとするのは危険。文脈が芸術・音楽・文化の場合は「前衛的な」「型破りな」の方が自然な日本語になる。コアイメージ「試みの段階にある」から文脈に合った訳を導くことが大切。
「experimental」と「empirical(経験・観察に基づく)」は混同しやすい。experimentalは「実験という手法を使っている・試みの段階」、empiricalは「実際の観察・経験データに裏打ちされた」というニュアンスで、方向性が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| pilot | 「試験的に先行実施している」というニュアンス。experimental より小規模・暫定的な試みを指すことが多く、pilot program(試験的プログラム)のように使う。 |
| tentative | 「暫定的な・確定していない」という意味で、experimentalより「不確かさ・躊躇」のニュアンスが強い。実験プロセスより、結論や計画の未確定さに焦点がある。 |
| innovative | 「革新的な」という意味で、試みの途中というより「すでに新しさが認められた」ポジティブな評価を含む。experimentalには成否未定のニュアンスがある点が異なる。 |
対義語: established、proven、conventional
6派生語・関連語
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experiment
名詞・動詞
実験(名)、実験する(動)
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experimentally
副詞
実験的に、試験的に -
experimentation
名詞
実験行為、試みること -
experimenter
名詞
実験者
7コロケーション
- experimental drug / treatment(試験段階の薬・治療法)
- experimental music / art / film(実験音楽・前衛芸術・実験映画)
- experimental stage / phase(実験段階・試験フェーズ)
8確認テスト
“The chef is famous for his experimental approach to traditional Japanese cuisine.”
① 実験に基づいた
② 試験段階の
③ 型破りで前衛的な
④ 危険な
③。料理という芸術・文化の文脈では、experimentalは「既存の伝統的な枠を超えて新しい試みをしている」というコアイメージが表れ、「型破りで前衛的な」が最も自然。①は科学的な実験データの文脈、②はまだ安全性が確認されていないものに使う表現であり、料理のアプローチには合わない。
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