domestic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
domesticの語源はラテン語の「domus(家)」。つまり「自分の家・属する場所の内側」というコアイメージを持つ。このイメージが個人レベルに適用されると「家庭の・家族の」、国家レベルに広がると「国内の・自国の」という意味になる。また、野生動物に対して「飼いならされた・家畜の」という意味も同じ根っこから来ており、「家の中に取り込まれた」というニュアンスだ。つまりどんな文脈でも「外(wild・foreign)ではなく内(home)に属する」という感覚が根底にある。
2意味一覧
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形容詞
家庭の、家族の
「家(domus)の内側」というコアイメージが個人・家族の領域に当てはまったもの。domestic abuse(家庭内暴力)のように家庭という空間に閉じた出来事を指す。 -
形容詞
国内の、自国の
「家」のイメージが国家スケールに拡張されたもの。国という「家」の内側にあることを指し、foreign(外国の)と対比される。 -
形容詞
(動物が)飼いならされた、家畜の
「野生」という「外」の状態から「家の中に取り込まれた」状態を意味する。wild(野生の)の対義語として使われるこの用法は見落とされがちだが重要。
3例文
4よくある間違い・注意点
「国内の」という意味で使う際、「domestic flight(国内線)」「domestic product(国内生産物)」のように名詞を直接修飾する形が多い。「internal(内部の)」と混同しやすいが、internalは組織や物体の「内部構造」を指すことが多く、domesticは国や家庭という「空間・領域」の内側を指す点が異なる。
「家畜の」という意味を知らない学習者が多い。wild animalsと対比してdomestic animalsと言う場面は英文読解でも頻出なので要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| internal | 組織・機関・物体の「内部」を指す語で、domesticより機械的・構造的なニュアンスが強い。「internal affairs(内政)」のように使うが、家庭や飼育動物には使えない。 |
| home | 「国内の」という意味では home market(国内市場)のように使えるが、domesticほど公式・硬い文脈には馴染まない。日常的・くだけた表現に向く。 |
| tame | 「飼いならされた」の意味ではdomesticと近いが、tameは「おとなしい・従順にされた」という動物の性質に焦点を当て、domesticは「家に属する・人の管理下に置かれた」という状況に焦点を当てる。 |
対義語: foreign(外国の)、wild(野生の)、international(国際的な)
6派生語・関連語
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domestically
副詞
国内で、家庭的に -
domesticate
動詞
(動物を)飼いならす、(植物を)栽培化する -
domestication
名詞
家畜化、飼いならすこと -
domesticity
名詞
家庭生活、家庭的であること
7コロケーション
- domestic violence / abuse(家庭内暴力)
- domestic policy / affairs(国内政策・内政)
- domestic animal(家畜、飼育動物)
8確認テスト
“The company decided to expand its domestic market before entering overseas markets.”
① 家庭の
② 飼育された
③ 国内の
④ 家族向けの
③「国内の」が正解。「overseas markets(海外市場)」と対比されており、domesticが「自国という家の内側」を指す用法。①④は「家庭・家族」スケールの誤用で、②は動物の文脈で使う用法。domestic のコアイメージ「家・内側に属する」が国家レベルに適用された典型例。
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