prospective
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
prospectiveは「prospect(見通し・展望)」を語根に持ち、pro-(前へ)+spect(見る)から成る。つまり「前方を見たときに視野に入ってくる」というのがコアイメージ。現時点ではまだ確定していないが、将来的に実現しそうな人・物・事柄に使われる。単なる「未来の」ではなく、「今の視点から見通せる将来に存在する」というニュアンスが重要。確定した未来ではなく、あくまで「見込み」「期待」の色合いがある。そのため「prospective buyer(見込み客)」「prospective employee(採用候補者)」のように、まだ正式にはその立場ではないが、そうなる可能性が高い人を指すのに頻繁に使われる。
2意味一覧
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形容詞
将来の、見込みのある
「前方に見えている」というコアから、現時点では未確定だがそうなる見通しがある状態を表す。まだ確定していない未来の役割や立場に使われる。 -
形容詞
(調査・研究が)前向き的な、将来を追跡する
医学・統計分野では「これから起こることを前方視点で追う」という意味で、現時点から将来を追跡する研究手法(prospective study)に使われる。retrospective(後ろ向き研究)の対義語として重要。
3例文
4よくある間違い・注意点
「prospective」は確定した未来ではなく「見込み・期待」のニュアンスを含む。「future boss(将来の上司)」と言うと確定的に聞こえるが、「prospective boss」はまだ確定していない見込みの段階を示す。この違いを意識しよう。
「perspective(見方・視点)」と発音・つづりが紛らわしいので要注意。pro-(前へ)かper-(通して)かで意味が全く異なる別単語。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| potential | 「潜在的な可能性がある」というニュアンスで、prospectiveよりも実現の確度が低く、まだ顕在化していない可能性に使われる。 |
| expected | 「期待・予測されている」という意味で、ほぼ確実に実現すると見込まれる場合に使う。prospectiveよりも確定度が高い。 |
| future | 単純に「未来の」を表し、確定・未確定を問わず使える。prospectiveには「見込み」という不確実さのニュアンスがあるが、futureにはそれがない。 |
対義語: retrospective、current、existing
6派生語・関連語
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prospect
名詞・動詞
(名)見通し、展望、見込み客;(動)(金・石油などを)試掘する
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prospectively
副詞
将来に向けて、前向き的に -
retrospective
形容詞
回顧的な、遡及的な(prospectiveの対義語)
7コロケーション
- prospective buyer / customer(見込み客・購入候補者)
- prospective student / employee(入学希望者・採用候補者)
- prospective study(前向き研究・前向きコホート研究)
8確認テスト
“The sales team organized a dinner to entertain prospective clients.”
①既存の顧客
②潜在的な敵対者
③将来の見込み客
④かつての得意先
③「将来の見込み客」が正解。prospectiveのコアイメージは「前方を見たときに視野に入ってくる存在」。まだ正式な顧客ではないが、これから顧客になりそうな人たちを指している。①は existing clients、④は former clients に相当し、いずれも現在・過去を指す語が適切。
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