chronicle
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
chronicleの語源はギリシャ語の「chronos(時間)」。つまりchronicleとは「時間の流れに沿って出来事を記録したもの」というコアイメージを持つ。単なる記録ではなく、「時系列に並べられた」という点が本質。歴史上の出来事を年代順に淡々と記した年代記はもちろん、新聞のタイトルに「Chronicle」が使われるのも「今日起きた出来事を時間軸で記録するもの」という意味合いから。動詞として使われると「出来事を時系列で詳細に記録する・記録に残す」という意味になる。単に「書く」ではなく、「歴史的な出来事として後世に伝えるべく丁寧に記録する」というニュアンスが込められている。
2意味一覧
-
名詞
年代記・記録(時系列に並べられた歴史的記録)
「時間(chronos)の流れに沿った記録」というコアイメージそのまま。歴史上の出来事を時間順に記したドキュメントを指す。 -
名詞
…新聞・…クロニクル(新聞名の一部として使用)
「日々起きる出来事を時間軸で記録するもの」というコアイメージから、新聞のタイトルに多用される。San Francisco Chronicleなどが代表例。 -
動詞
(出来事を)詳細に記録する・年代記に書き留める
名詞のコアイメージを動詞化したもの。「時系列で歴史として残す」というニュアンスがあり、単なるwriteよりも重厚で正式な記録行為を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「chronicle」と「history」の混同に注意。historyは「過去の出来事の解釈・分析」も含む広い概念だが、chronicleは「時系列の事実の記録」という側面が強く、解釈や分析よりも事実を淡々と並べるニュアンスがある。
動詞用法を見落としがち。名詞としてしか覚えていないと、「The journalist chronicled every event.」のような文で意味が取れなくなる。動詞「詳細に記録する」もセットで覚えること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| annals | annalsも年代記・記録の意だが、より学術的・公式な歴史記録のニュアンスが強く、複数形で使われることが多い(例:in the annals of history)。 |
| record | recordは時系列を問わず広く「記録」を指す汎用語。chronicleは時間軸に沿った記録という限定的な意味を持つ点が異なる。 |
| account | accountは「出来事の説明・報告」で、個人の視点や解釈が入ることが多い。chronicleはより客観的に事実を並べるイメージ。 |
対義語: fiction(作り話)、myth(神話・根拠のない話)
6派生語・関連語
-
chronological
形容詞
時系列の・年代順の -
chronology
名詞
年代順の配列・年表・年代学 -
chronicler
名詞
年代記作者・記録者 -
chronic
形容詞
(病気などが)慢性的な(同じ語源chronosから「長い時間続く」の意)
7コロケーション
- a chronicle of events(出来事の記録)
- chronicle the history of ~(〜の歴史を記録する)
- detailed chronicle(詳細な年代記)
8確認テスト
“The biography chronicles her struggle from poverty to becoming the nation’s first female president.”
① 彼女の苦労を批判している
② 彼女の苦労を時系列で詳細に記録している
③ 彼女の苦労を想像で描いている
④ 彼女の苦労を簡潔にまとめている
②が正解。chronicleのコアイメージは「時間の流れに沿った詳細な記録」。批判(①)や想像(③)はchronicleに含まれず、また「簡潔にまとめる」(④)もchronicleの「詳細に・丁寧に記録する」という重厚なニュアンスと合わない。伝記(biography)が彼女の貧困から大統領への歩みを時系列で丁寧に記録しているという②が最も自然。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。