portable
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
portableの語源はラテン語の「portare(運ぶ)」で、「どこへでも持ち運んで使える状態にある」というのがコアイメージです。単に「小さい」「軽い」というわけではなく、「場所を選ばず機能を発揮できる」という点がポイント。重さや大きさよりも、「移動しても使える設計になっている」という機能的な性質を指します。そのため、物理的な機器だけでなく、「どこでも使える・適用できる」という抽象的な文脈(例:スキルや技術が他の場所でも通用する)にも使われることがあります。日本語の「携帯できる」に近いですが、英語のportableはより広い文脈をカバーしています。
2意味一覧
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形容詞
持ち運びできる、携帯用の
「どこへでも持ち運んで使える」コアイメージそのままで、場所を問わず機能する設計であることを指す。 -
形容詞
(スキル・資格などが)他の場所・環境でも通用する、転用可能な
「運んでいける=持ち越せる」イメージが抽象化したもの。スキルや資格が職場・業界を変えても「持ち運んで使える」ことを表す。 -
名詞
携帯用機器(ポータブル機器)
形容詞が名詞化したもので、「持ち運べるもの」を端的に指す。文脈によってはポータブルテレビやポータブルプレーヤーを指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「portable」は「小さい」や「軽い」を直接意味するわけではない。大きなポータブル発電機のように、重くても「持ち運んで別の場所で使える設計」であればportableと呼ぶ。小ささ・軽さを強調したい場合はcompactやlightweightの方が適切。
日本語の「ポータブル」はガジェット文脈に偏りがちだが、英語ではスキル・資格・年金(portable pension)など抽象的な文脈でも頻繁に使われる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| mobile | 「移動しながら使える・動き回れる」という動的なニュアンスが強く、portableより「動きの自由」を強調する。mobile phoneのように通信機器によく使われる。 |
| compact | 「小さくまとまった」という物理的な小ささ・省スペースに焦点。持ち運びよりも「場所を取らない」という点を強調する。 |
| handheld | 「手に持って使う」という操作方法を強調した語。portableより使用時のスタイル(手持ち)に特化している。 |
| lightweight | 「軽い」という重量面のみに焦点を当てた語。portableのように「持ち運んで使える設計」という機能面は含まない。 |
対義語: stationary、fixed、bulky
6派生語・関連語
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portability
名詞
持ち運びやすさ、可搬性、(スキルなどの)転用可能性 -
port
動詞
(ソフトウェアを別の環境に)移植する、移行させる
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transport
動詞・名詞
輸送する、輸送(trans-「横断」+portare「運ぶ」)
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import
動詞・名詞
輸入する、輸入(im-「中へ」+portare「運ぶ」)
7コロケーション
- portable device(携帯端末・ポータブル機器)
- portable skills(転用可能なスキル)
- portable generator(ポータブル発電機)
8確認テスト
“One of the advantages of gaining a teaching qualification is that it is portable — you can use it in many different countries.”
① 小型の
② 軽量な
③ 他の場所でも通用する
④ インターネットに接続できる
③「他の場所でも通用する」が正解。この文では物理的な機器の話ではなく、資格(qualification)が「どこへでも持ち運んで使える=別の国でも通用する」というportableのコアイメージが抽象的に使われている。①②④はいずれも物理的・技術的なニュアンスであり、スキル・資格という文脈には合わない。
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