quota
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
quotaはラテン語の「quota pars(どれだけの部分か)」に由来し、全体を公平・合理的に分割したときの「各自の取り分・割り当て量」というイメージが核心にある。重要なのは、この取り分が恣意的ではなく、何らかのルールや合意に基づいて決められているという点だ。ノルマ(達成すべき最低量)として機能する場合も、移民数の上限・輸入制限量として機能する場合も、「あらかじめ決められた数・量の枠」というコアは変わらない。「上限」にも「下限(最低目標)」にも使われる点が理解しにくいが、どちらも「枠として設定された量」という本質は同じである。
2意味一覧
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名詞
割り当て量・ノルマ(達成すべき最低目標量)
全体のうち各自が担うべき「取り分」を下限として設定したもの。仕事や販売などで『この数だけはやり遂げろ』という枠を指す。 -
名詞
定員・上限数(入学・移民・輸入などの許可される最大数)
「取り分」を上限として設定したもの。国や機関があらかじめ決めた『これ以上は認めない』という枠を指す。 -
名詞
比例配分・持ち分(複数の当事者間での分担比率)
全体を複数で分け合う際の各自の「取り分」そのもの。OPECの産油量配分など国際的な文脈でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
quotaは「ノルマ(下限)」にも「上限」にも使える点を混同しやすい。sales quota(達成すべき販売数)とimmigration quota(受け入れ上限)は方向が逆だが、どちらも「あらかじめ決められた数の枠」というコアは同じ。文脈で判断することが重要。
targetやgoalと混同しやすいが、quotaには「公的・制度的なルールとして決められた」という含みがある。個人が自由に設定する目標にはquotaより goalやtargetを使うのが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| allocation | 資源・予算など「モノ」を分配する行為・その割り当て量に焦点。quotaより行政・経営的な文脈で使われやすい。 |
| target | 個人や組織が自ら設定することも多く、公的なルールによる強制力がquotaより弱い。到達したい「目標」のニュアンス。 |
| limit | 「上限」の意味に限定される。quotaが下限にも上限にも使えるのに対し、limitは超えてはいけない最大値を指す。 |
| ration | 食料・燃料など希少資源を公平に分配する配給量。戦時や緊急時など物資が不足した状況で使われることが多い。 |
対義語: surplus(余剰)、excess(超過)
6派生語・関連語
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pro rata
形容詞・副詞
(ラテン語由来の関連表現)比例按分で・割合に応じて
7コロケーション
- meet / fill a quota(ノルマを達成する)
- set / impose a quota(割り当てを設定する・課す)
- import / export quota(輸入・輸出割当量)
8確認テスト
The university introduced a quota for international students to ensure diversity on campus.
① 国際学生への奨学金
② 国際学生の受け入れ上限数
③ 国際学生へのノルマ
④ 国際学生の授業料
② が正解。この文脈では大学が「多様性を確保するために」枠を設けているのであり、入学できる国際学生の最大数(上限)を制度として定めたもの。quotaのコアイメージ「公的ルールとして決められた取り分の枠」が上限として機能している例。③のノルマは「達成すべき最低目標」なのでこの文脈に合わない。
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