resist
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
resistのコアイメージは「外からの力・誘惑・変化に対して内側から押し返す」こと。語源はラテン語の re-(反対に)+ sistere(立つ)で、「立ち向かって踏みとどまる」が原義。物理的な力への「抵抗」も、誘惑への「こらえる」も、法律や権力への「反抗」も、すべて「外部からの圧力や引力に屈せず、自分の位置を守る」という一つのイメージから来ている。「笑いをこらえる」場面では、笑いという内なる衝動に押し流されずに踏みとどまろうとする力が働いており、「耐える」場面では、外部の過酷な条件に対して形や機能を保とうとする力が働いている。
2意味一覧
-
動
(力・攻撃などに)抵抗する、反抗する
外部から加えられる物理的・政治的な力に対して押し返すイメージ。軍事的・社会的な「逆らう」行為がこれにあたる。 -
動
(誘惑・衝動を)こらえる、我慢する
甘い物や笑いなど、引き寄せる力に対して内側から踏みとどまろうとするイメージ。しばしば否定文で「〜せずにはいられない」という意味で使われる。 -
動
(変化・影響に)耐える、びくともしない
素材や構造が外部の変化(熱・腐食・圧力など)に屈せず形を保つイメージ。「防ぐ」に近いニュアンス。 -
動
(提案・変化などを)受け入れない、拒む
新しいアイデアや変化の波に押し流されず、現状の立場を守るイメージ。「resist change(変化を拒む)」がその典型。
3例文
4よくある間違い・注意点
「I couldn’t resist laughing.」を「笑うことに抵抗できなかった」と直訳するのは不自然。resist は to 不定詞ではなく動名詞(-ing形)を目的語にとるのが基本ルール。「resist to laugh」とするのは誤り。
withstand と混同しやすいが、resist は「積極的に押し返す・抵抗する」意志や力のニュアンスが強く、withstand は「受け身的に耐え忍ぶ」ニュアンスがやや強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| withstand | 外からの力に「じっと耐える・持ちこたえる」受け身的なニュアンスが強く、resist ほど積極的に押し返す意志感がない。 |
| oppose | 意見・計画に「反対する」という知的・言語的な対立に使われることが多く、resist の持つ物理的・本能的な「押し返し」のニュアンスは薄い。 |
| refrain | 「〜を控える・慎む」という意味で自制心を表すが、resist より意識的・礼儀的なニュアンス。誘惑に必死に踏みとどまる resist の緊張感はない。 |
対義語: yield、succumb、give in
6派生語・関連語
7コロケーション
- resist the temptation(誘惑に抵抗する)
- resist change(変化を拒む・受け入れない)
- resist arrest(逮捕に抵抗する)
8確認テスト
「She could not resist the urge to check her phone every five minutes.」
① 彼女は5分ごとにスマホを確認する衝動に抵抗した。
② 彼女は5分ごとにスマホを確認する衝動を抑えられなかった。
③ 彼女は5分ごとにスマホを確認する衝動を嫌った。
④ 彼女は5分ごとにスマホを確認する衝動に従うことにした。
②が正解。「could not resist+動名詞」は「〜する衝動に抵抗できなかった=〜せずにはいられなかった」という定番表現。resist のコアイメージは「押し返す」だが、否定形では「押し返す力が尽きた=屈してしまった」となり、日本語では「〜を抑えられなかった」が最も自然。①は肯定文の訳なので文意が逆。③・④はresistの意味から逸脱している。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。