simplify
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
simplifyのコアイメージは「複雑さや余分なものを取り除いて、本質だけをすっきり見えやすくする」こと。simple(単純な)+-fy(〜にする)という構造からわかる通り、「複雑なものを削ぎ落として扱いやすい状態にする」プロセスを指す。ただ「簡単にする」というよりも、「構造や手順を整理・合理化して理解・操作しやすくする」という積極的な働きかけのニュアンスが強い。数式を整理する・手続きを合理化する・説明をわかりやすく噛み砕くなど、文脈によって訳し方は様々だが、根底には「余計なものをそぎ落とし、本質を際立たせる」という共通イメージがある。
2意味一覧
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動詞
(複雑なものを)簡単にする、単純化する
複雑な手順や構造から余分なものを取り除き、扱いやすくするプロセスそのもの。日常生活・技術・行政など幅広い文脈で使われる。 -
動詞
(説明・表現を)わかりやすく噛み砕く、平易にする
難解な概念や言葉を「シンプルに整える」ことで、受け手が理解しやすい形に変換するニュアンス。oversimplify(過度に単純化する)との対比でも使われる。 -
動詞
(数式・分数などを)約分する、整理する
数学の文脈では「余分な要素を除いて最も基本的な形にする」というコアイメージが直接現れる。「simplify the fraction(分数を約分する)」のように専門的に用いられる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「簡単にする」という訳に引きずられ、make it easy と同じ意味だと誤解しがちだが、simplify は「複雑なものを構造的に整理・再構成する」という能動的なプロセスを含む。make it easy は単に負担を軽くするニュアンスが強く、手を加えて形を変えるイメージはない。
oversimplify(過度に単純化する・大事な部分まで削ってしまう)と混同しないように注意。simplify はポジティブな文脈、oversimplify はネガティブな文脈で使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| streamline | 無駄を省いて効率的な流れにするイメージが強く、業務・プロセスの「最適化」に使われることが多い。simplify より組織的・機能的なニュアンス。 |
| clarify | 「曖昧なものを明確にする」のが主眼で、複雑さを取り除くというより「混乱を解消する」ニュアンス。simplify は構造を変えるが、clarify は意味・意図を明らかにする。 |
| reduce | 量や程度を「減らす」ことに焦点があり、複雑さの削減にも使えるが、simplify のような「整理して見やすくする」積極的ニュアンスは薄い。 |
対義語: complicate、elaborate、obscure
6派生語・関連語
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simple
形容詞
単純な、簡単な、シンプルな
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simplified
形容詞
簡略化された(simplified Chinese:簡体字中国語) -
simplification
名詞
単純化、簡略化 -
oversimplify
動詞
過度に単純化する(重要な要素まで削ぎ落としてしまう) -
simply
副詞
単純に、ただ〜にすぎない
7コロケーション
- simplify the process(手順を簡略化する)
- simplify a complex issue(複雑な問題を噛み砕く)
- simplify the equation(方程式を整理する)
8確認テスト
“The government introduced new measures to simplify the application procedure for small businesses.”
① 申請手続きを廃止するため
② 申請手続きを厳格化するため
③ 申請手続きを合理化するため
④ 申請手続きを秘密にするため
正解は③。simplify は「複雑な構造をすっきり整理する」コアイメージを持つ。行政手続きのような文脈では「簡単にする」より「合理化する・整備する」と訳すと自然な日本語になる。①の「廃止」はabolish、②の「厳格化」はstrictify/tighten、④は全く異なる語のニュアンスであり、いずれも simplify のコアイメージとは一致しない。
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