category
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
categoryのコアイメージは「共通の性質を持つものをひとまとめにした区画・仕切り」です。ギリシャ語の「katēgoria(述語・判断)」が語源で、「何かをあるものとして断定・分類する」という知的な仕分け行為に由来します。単なるグループ(group)と違い、categoryには「明確な基準に基づいて設けられた論理的な枠組み」というニュアンスがあります。学術・行政・ビジネスなど、体系的な分類が求められる文脈で使われることが多く、その区画に当てはまるかどうかという「境界線の意識」が根底にあります。
2意味一覧
-
名
(共通の特性による)分類・区分・カテゴリー
共通性という「仕切り」の基準で物事を整理・区画したものがcategoryの基本義。「区分」「種別」「部門」など文脈で日本語は変わる。 -
名
(哲学・論理学上の)範疇(はんちゅう)
アリストテレス哲学では「存在を根本的に分類する最高概念」として使われた用法で、コアイメージの「論理的な枠組み」が学術的に洗練された形。
3例文
4よくある間違い・注意点
「category」をただの「グループ(group)」と同じと思いがち。groupは人や物の集まりを指し、仕切りの基準が曖昧でも使えるが、categoryは「明確な分類基準・体系の中での区画」というニュアンスが強い。例えば「友人グループ」はa group of friendsとは言えても、a category of friendsとは普通言わない。
「カテゴリー」と日本語でそのまま使われることが多いが、文脈によって「区分・種別・部門・部類・範疇」など適切な日本語に置き換えて読む訓練が必要。試験で和訳する際に「カテゴリー」と書くと減点されることもある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| class | 共通の属性で分けるという点は同じだが、classは生物の「綱(こう)」など階層的な格付け・ランクのニュアンスも持つ。categoryより広く日常的に使われる。 |
| type | 「種類・タイプ」という意味で日常的によく使われるが、体系的な分類体系を前提としない。categoryほど論理的・公式な区分という重さはない。 |
| classification | 「分類すること・分類体系」という行為・システム全体を指す名詞。categoryが「区画された仕切り1つ」なのに対し、classificationはその仕切り全体の仕組みを指す。 |
| genre | 主に芸術・文学・音楽の「ジャンル」に限定して使われるcategoryの下位概念的な語。使用範囲がずっと狭い。 |
対義語: individual(個別のもの)、continuum(連続体)
6派生語・関連語
-
categorize
動
〜を分類する、カテゴリーに入れる -
categorical
形
断定的な、無条件の(例:a categorical refusal=きっぱりした拒絶) -
categorically
副
断定的に、きっぱりと -
categorization
名
分類(行為・結果)
7コロケーション
- fall into a category(ある区分に入る・該当する)
- broad / general category(大まかな区分・広いカテゴリー)
- categorize A as B(AをBに分類する)
8確認テスト
“The new drug does not fit neatly into any existing category of treatment.”
①この新薬はどの既存の治療グループにも属していない
②この新薬はどの既存の治療区分にもきれいに当てはまらない
③この新薬はどの既存の治療法も整理されていない
④この新薬はどの既存の治療目標にも合致しない
正解:② 「category」は明確な基準に基づく「区分・仕切り」であり、「fit into a category(区分に当てはまる)」という表現のコアイメージを正確に捉えた訳。①の「グループ」は分類基準の論理的厳密さが薄く不正確。③④は「category」の意味から外れている。「きれいに(neatly)当てはまらない」という表現も、categoryの「境界線のある仕切り」というイメージをよく反映している。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。