consumption
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
consumptionの動詞形consumeは「完全に(con-)取る・使う(sume)」が語源。何かが内側に取り込まれ、使われ、なくなっていくプロセス全体を指す。食べ物・燃料・エネルギー・商品などが「消えていく・費やされていく」イメージが核心にある。だからこそ「消費」という訳が当てはまるが、それだけでなく、かつて肺結核が体を「内側から食い尽くす」病気に見えたことから「肺結核」という古い医学的意味も持つ。コアは「何かが取り込まれ、なくなっていく」という一方向的・不可逆的なプロセスである。
2意味一覧
-
名
消費(食料・エネルギー・商品などを使いきること)
物やエネルギーが「内側に取り込まれてなくなっていく」プロセスそのもの。経済・環境・日常生活の文脈で広く使われる。 -
名
摂取・飲食(飲み物や食べ物を体内に取り込むこと)
alcohol consumptionやfood consumptionのように、体に「取り込む」行為を指す。日本語では「消費」より「摂取」「飲食」のほうが自然な場合が多い。 -
名
(古・医)肺結核
病気が体を内側から「食い尽くす」イメージから生まれた歴史的用法。現代文学・古典を読む際に出会うことがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
consumption を常に「消費」と機械的に訳さないこと。alcohol consumptionは「アルコール消費」より「飲酒・アルコール摂取」、food consumptionは「食料消費」より「食事・食べること」と訳すほうが自然な場合が多い。文脈によって日本語訳を柔軟に変えることが大切。
consumer(消費者)・consume(消費する)と混同しないよう注意。consumptionはあくまで「行為・プロセス・量」を表す名詞形。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| use | 最も一般的・中立的な語。consumptionは「使い尽くす・なくなっていく」ニュアンスが強く、量や規模を問題にする場面で使われる。 |
| intake | 主に食事・栄養・薬など「体に取り込む量」に限定される。consumptionより医学・健康の文脈で多用される。 |
| expenditure | 主にお金・時間・エネルギーの「支出・費やし」に使う。consumptionより経済・財政の文脈で使われることが多い。 |
対義語: production、supply
6派生語・関連語
-
consume
動
消費する、食べる・飲む、(炎が)焼き尽くす
-
consumer
名
消費者
-
consumable
形・名
消耗できる;消耗品 -
consumptive
形
消費的な;(古)肺結核の
7コロケーション
- energy consumption(エネルギー消費)
- alcohol consumption(飲酒・アルコール摂取)
- domestic consumption(国内消費)
8確認テスト
The doctor warned that the fish caught in this river is not safe for human consumption.
① この川で釣れた魚を人間が消費することは安全でないと、医師は警告した。
② この川で釣れた魚は人が食べるのに適さないと、医師は警告した。
③ この川で釣れた魚の消費量は人間にとって安全でないと、医師は警告した。
④ この川で釣れた魚を人間が売買することは危険だと、医師は警告した。
②
「human consumption」は「人が口にすること・食べること」という意味。consumptionのコアイメージ「体内に取り込むプロセス」が「食べること・摂取」として現れている場面。①の「消費」では不自然で、③④は文意が全く異なる。「消費」と機械的に訳さず、文脈から「食べること・摂取」と柔軟に解釈できるかがポイント。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。