counter
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
counterのコアイメージは「向かい合って反対方向から押し返す」こと。ラテン語のcontra(反対)が語源で、「正面から対抗・反論する」動作を表す。動詞として「対抗する・反論する」、名詞として「カウンター(接客台)」、形容詞・副詞として「反対の・逆に」と多岐に渡るが、すべて「向こう側に位置するもの、あるいはそちらに向かって働きかけること」という共通イメージを持つ。接客台の「カウンター」も、店員と客が「向かい合う面」であるという発想から来ており、コアイメージと一致する。「カウンターパンチ」という日本語にもなった用法も、相手の攻撃に対して「逆方向から打ち返す」というこのイメージそのものだ。
2意味一覧
-
動詞
(言葉・行動で)対抗する、反論する、逆襲する
相手の発言・攻撃に対して「向こう側から押し返す」動作がそのまま「反論・対抗」となる。物理的な反撃にも言語的な反論にも使える。 -
名詞
(店・銀行などの)カウンター、接客台;(ボクシングなどの)カウンター(逆襲の一撃)
店員と客が「向かい合う台」であることから接客台の意味が生まれ、相手の攻撃に「逆方向から打ち返す一撃」という意味も同じ発想から来ている。 -
形容詞・副詞
反対の(に)、逆の(に)
「向かい合って反対側にある」というコアイメージが形容詞・副詞として表れたもの。run counter to(〜に反する)のように熟語でよく使われる。 -
名詞(複合語・接頭辞として)
counter-(〜への対抗策、反〜)
countermeasure(対抗策)、counterattack(反撃)などの語頭に付いて「反対・対抗」の意味を加える。コアイメージが接頭辞として機能している形。
3例文
4よくある間違い・注意点
「カウンター(counter)」という名詞の意味を知っていても、動詞「反論する・対抗する」の意味を見落としがち。試験では動詞用法が頻出なので、「カウンターパンチを打ち返す」イメージで動詞の意味を押さえておこう。
counterとoppose(反対する)は似ているが、counterは「相手の動きに対して直接・具体的に押し返す」ニュアンスが強く、opposeは「立場・方針として反対の側に立つ」やや抽象的な意味合いが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| oppose | 立場・原則として反対する抽象的なニュアンス。counterのように相手の具体的な発言や行動に直接打ち返す感覚は薄い。 |
| rebut | 議論・証拠をもって論理的に反論する意味で、主に法律・討論の文脈で使う。counterより書き言葉寄り。 |
| retaliate | 「仕返しをする」ニュアンスが強く、感情的・物理的な報復に傾く。counterに比べて攻撃的・報復的な色が強い。 |
対義語: support、yield、concede
6派生語・関連語
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counterattack
名詞・動詞
反撃(する) -
countermeasure
名詞
対抗策、対策 -
counterpart
名詞
(別の組織・国などの)対応する人、相手方
-
counterproductive
形容詞
逆効果の
7コロケーション
- counter an argument(議論に反論する)
- run counter to 〜(〜に反する)
- counter a threat(脅威に対抗する)
8確認テスト
“The government needs to counter the spread of misinformation online.”
① オンライン上の誤情報の拡散を数える必要がある
② オンライン上の誤情報の拡散に対抗する必要がある
③ オンライン上の誤情報の拡散を無視する必要がある
④ オンライン上の誤情報の拡散を認める必要がある
②。counterは「向こう側から押し返す」コアイメージを持つ動詞で、ここでは「(誤情報の拡散という力)に向かって対抗・抑止する」という意味になる。①はcount(数える)と混同した誤り。counterにcount(数える)の意味もあるが、この文脈では全く文意が通らない。
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