commodity
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
commodityのコアイメージは「市場で売買される均質な有用物」。ラテン語の commoditas(便利さ・利益)に由来し、「役に立つもの」という発想が根底にある。重要なのは、個性や差別化がなく「同種のものは等価」として扱われる点。石油・小麦・金属などの一次産品が典型例だが、近年では「差別化されていない汎用品」「商品として値段がつくもの全般」という意味にも広がっている。「時間はコモディティだ」のように、価値あるが交換可能なリソース全般を指すこともある。goodsが「具体的な商品の束」を指すのに対し、commodityは「取引の単位として均質化された有用物」というニュアンスが強い。
2意味一覧
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名詞
(市場で取引される)商品・産物
市場で均質に扱われ売買される有用なモノというコアイメージそのまま。特に石油・穀物・金属などの一次産品を指すことが多い。 -
名詞
有用なもの・価値あるリソース
「役に立つもの」という語源的なコアが転じ、「希少で価値があるが数量として扱えるもの」一般を指す。「時間」「信頼」なども文脈によってこの語で表現される。 -
名詞
汎用品・コモディティ(差別化されていない製品)
個性がなく「どれも同じ」として競争にさらされる製品という意味。ビジネス文脈で「コモディティ化(commodity化)」とも使われる重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
goodsやproductと混同しやすいが、commodityは「均質で市場で大量取引されるもの」というニュアンスが強く、ブランド品や差別化製品には使いにくい。スマートフォン1台をcommodityとは呼ばないが、小麦1トンはcommodityと呼ぶ。
「商品」という日本語訳だけで覚えると、ビジネス文脈での「汎用品・コモディティ」や比喩的な「貴重なリソース」という用法を見落とす。試験では文脈に応じた訳が求められることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| goods | goodsは「具体的な品物・商品の集合」という意味で幅広く使えるが、commodityほど「市場での均質な取引単位」というニュアンスはない。 |
| product | productは「製造・生産されたもの」全般を指し、差別化されたブランド品にも使う。commodityは差別化がなく均質に扱われる点が異なる。 |
| resource | resourceは「目的のために活用できる資源・手段」という意味。commodityが「取引・交換される市場的な価値物」なのに対し、resourceはより広く活用可能なもの全般を指す。 |
対義語: luxury(贅沢品)、specialty(特産品・差別化された専門品)
6派生語・関連語
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commoditize / commodify
動詞
(製品などを)コモディティ化する・汎用品にする -
commoditization
名詞
コモディティ化(製品が差別化を失い価格競争に陥るプロセス)
7コロケーション
- valuable commodity(貴重な商品・資源)
- commodity prices(商品価格・一次産品価格)
- commodity market(商品市場・コモディティ市場)
8確認テスト
“In a world of information overload, attention has become the scarcest commodity.”
① 娯楽
② リソース(希少な価値物)
③ 問題
④ 技術
② リソース(希少な価値物)。「注目・関心(attention)」という無形のものを、希少で取引・奪い合いの対象となる価値あるものとしてcommodityと表現している。「市場で価値を持つ均質な有用物」というコアイメージが無形のリソースにも拡張された典型例。①③④はコアイメージとかけ離れている。
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