favorite
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
favoriteの語源はラテン語のfavor(好意・えこひいき)。「多くの中から特別に目をかけられた・選ばれた」というイメージが中心にある。単なる「好き」(like)とは異なり、数ある選択肢の中から一番上の位置に置かれる特別感・格別さがポイント。形容詞では「特別にお気に入りの」、名詞では「一番好きなもの・人」や「競馬などでの本命(最も勝つと見込まれた選手や馬)」という意味にも発展する。「えこひいきされている」という少し強いニュアンスも残っており、teacher’s favorite(先生のお気に入り)と言えば「えこひいきされている生徒」を指すこともある。
2意味一覧
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形容詞
お気に入りの、最も好きな
多くの選択肢の中で特別に目をかけている対象を修飾する用法。「ただ好き」ではなく「一番」という最上の格別さがコアイメージそのまま。 -
名詞
一番好きなもの・人、えこひいきされている人
「特別に寵愛を受けた存在」というコアイメージが名詞化したもの。teacher’s favoriteのように、必ずしも肯定的ではなくえこひいきのニュアンスを帯びることも。 -
名詞
(競技・選挙などの)本命、優勝候補
「最も期待・支持を集めている存在」というコアイメージから。スポーツ・政治などで「勝つと見込まれている側」を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
favoriteはすでに最上の意味(一番好きな)を持つため、my most favorite のように most をつけるのは英語として不自然・冗長。正しくはmy favorite のみでOK。
「好き」というだけならlikeやloved で十分な場面も多い。favoriteは必ず「数ある中の断トツ一位」というニュアンスが含まれるので、単に「好きなもの」と言いたい場合に乱用しないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| preferred | 理性的・論理的な選好のニュアンスが強く、感情的な「大好き」よりも「より適切と判断した」というビジネスや公式な文脈で使われやすい。 |
| beloved | 深い愛情・慕情を強調し、人や場所に対して使われることが多い。favoriteより文学的・感情的な響きが強い。 |
| top choice | 「第一候補・最優先の選択肢」という意味で、より選択・決断のプロセスを意識した表現。favoriteより意図的・実用的なニュアンス。 |
対義語: least favorite、least preferred
6派生語・関連語
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favor
名詞・動詞
好意、えこひいき/~を支持する、優遇する
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favoritism
名詞
えこひいき、不公平な優遇(否定的文脈で使われることが多い) -
favorable
形容詞
好意的な、有利な、好都合な
7コロケーション
- my all-time favorite(歴代最高のお気に入り)
- a clear favorite(明らかな本命・断トツのお気に入り)
- teacher’s favorite(先生のお気に入り/えこひいきされている生徒)
8確認テスト
“Going into the election, she was considered the heavy favorite, but the result surprised everyone.”
① 彼女は選挙前、熱烈なファンに支持されていると思われていた。
② 彼女は選挙前、明らかな大本命と見なされていたが、結果は皆を驚かせた。
③ 彼女は選挙前、最もお気に入りの候補者と思われていた。
④ 彼女は選挙前、非常に人気のある人物として好かれていたが、結果は驚きだった。
②。favoriteには「競技・選挙などにおける本命・優勝候補」という名詞用法がある。heavy favoriteで「大本命」となり、選挙文脈では「最も当選が確実視された候補者」を指す。①③④はいずれも「好き・人気」の方向に引っ張られた訳で、コアイメージである『最も勝つと見込まれた(期待を一身に集めた)存在』を捉えられていない。
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