greet
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
greetの核心は「相手がそこにいる・やってきたことを認識し、それに対して何らかの反応を示す」ことです。人が人を迎える場合はあいさつや歓迎になりますが、この単語の面白いところは「迎えるもの」が人間に限らないこと。出来事や光景が感覚に「飛び込んでくる」場面でも使われます。例えばdisaster greeted them「惨状が彼らの目に飛び込んできた」のように、ある光景や出来事が人の感覚を「出迎える」イメージです。つまりgreetとは、主体が相手(人・物・出来事)の存在を受け止めて何らかの反応を示す、双方向の認知の瞬間を捉えた言葉です。
2意味一覧
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動詞
(人に)あいさつする
相手がそこにいることを認識し、言葉や身振りで「あなたの存在に気づいています」と示すのがあいさつ。コアイメージそのもの。 -
動詞
(人を)歓迎する・迎える
到着した相手の存在を認識し、好意をもって受け止める反応を示すこと。あいさつよりも温かみや積極的な受容のニュアンスが加わる。 -
動詞
(光景・音・出来事などが人の感覚に)飛び込んでくる・出迎える
人ではなく出来事や光景が主語になる用法。人の感覚をある刺激が「出迎える」イメージで、日本人には見落とされがちだが文学的文章や入試英文でよく登場する。
3例文
4よくある間違い・注意点
greetは「あいさつする」と丸暗記すると、無生物主語で使われた際(A strange sight greeted them. など)に意味が取れなくなる。「〜が(感覚に)飛び込んでくる」という用法も必ず押さえておくこと。
welcomeとの混同に注意。welcomeは「好意的に受け入れる・歓迎する」という評価的なニュアンスが強いが、greetは感情的な評価を問わず「相手の存在に応じる」という中立的なコアがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| welcome | 好意・受容の感情を伴う歓迎に限定される。greetは中立的で、無愛想なあいさつや驚きの反応にも使える。 |
| salute | 主に敬礼・敬意を示す公式・軍事的なあいさつ。greetよりも儀礼性が高い。 |
| receive | 人や物を受け取る・迎えるという行為全般を指し、greetのような「存在を認知して反応する」というニュアンスは薄い。 |
対義語: bid farewell、see off、ignore
6派生語・関連語
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greeting
名詞
あいさつ、挨拶の言葉;(複数形で)よろしくという伝言
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greeter
名詞
出迎える人;(店などの)案内係
7コロケーション
- greet A with B(Bという反応でAを迎える/出迎える)
- greet each other(互いにあいさつをする)
- warmly greet(温かく迎える)
8確認テスト
When the explorers finally reached the village, silence greeted them.
① 村人たちが静かにあいさつした
② 静寂が彼らを歓迎した
③ 村に着いたとき、静寂が彼らを包んだ
④ 彼らは静かに村人にあいさつした
③。silenceが主語の無生物主語構文で、「静寂」という出来事・状況が探検家の感覚に「飛び込んできた」というgreetの拡張用法。①は主語をvillagers と誤解、②は直訳で不自然、④は主語と目的語を逆に解釈した誤り。greetのコアイメージ(相手の存在を認知して応じる)を主語側から捉えると「〜が感覚に押し寄せてくる」と読めるようになる。
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