maternity
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
maternityのコアイメージは「母性・母であること」という状態そのものです。ラテン語のmater(母)を語源に持ち、「女性が母になる・母である」という事実に関わるあらゆる側面を指します。単なる「母親らしさ」という感情的なニュアンスだけでなく、妊娠・出産・産後という身体的・社会的な「母になる期間・プロセス」そのものも指します。そのため「産休(maternity leave)」「産科病棟(maternity ward)」「マタニティウェア(maternity clothes)」のように、名詞の形容詞的用法で頻繁に使われます。「母性」という抽象的な概念と「出産・育児にまつわる具体的な制度・状況」の両方をカバーする広い単語です。
2意味一覧
-
名
母であること、母性
「母親という状態・性質」そのものを指すコアイメージの最も直接的な表れ。母親としての感情や本能的な側面に注目するときに使われる。 -
名
妊娠・出産・産後の期間(の状態)
「母になるプロセス」もコアイメージに含まれるため、妊娠期間から産後までの母親としての時期全体を指す意味へと広がる。 -
形(名詞の形容詞的用法)
産前産後の〜、マタニティ〜
maternity leave(産休)・maternity ward(産科病棟)・maternity clothes(マタニティウェア)のように、「出産にまつわる制度・場所・物」を修飾する形で非常に頻繁に使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
maternityは「産休」そのものを意味するわけではない。「産休」はmaternity leaveという句であり、maternityはあくまで「母であること・出産にまつわる」というコアイメージを持つ名詞。単独でmaternity=産休とは言えない点に注意。
paternityと混同しやすい。paternityは「父であること」を意味し、paternity leave(育休・父親の育児休暇)と使われる。p(父 = papa/pater)か m(母 = mama/mater)かで区別しよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| motherhood | 「母親であるという役割・経験・状態」に焦点を当てた日常語。maternityより感情的・社会的な側面が強く、制度的な語句(leave / wardなど)との組み合わせには使わない。 |
| maternal instinct | 「母性本能」という具体的な表現で、maternityが持つ抽象的な広がりはなく、本能・感情の側面のみを指す。 |
対義語: paternity、fatherhood
6派生語・関連語
-
maternal
形
母の、母親らしい、母方の(例: maternal love 母性愛 / maternal grandfather 母方の祖父)
-
maternally
副
母親らしく、母性的に -
mater
名(語源)
ラテン語で「母」。matrix・materialなど多くの英単語の語源。
7コロケーション
- maternity leave(産休)
- maternity ward(産科病棟)
- maternity clothes / wear(マタニティウェア、妊婦服)
8確認テスト
“The company updated its maternity policy to offer 16 weeks of paid leave.”
① 母性的な方針
② 産前産後に関する制度
③ 育児休暇の申請書類
④ 母親向けの福利厚生費
② 産前産後に関する制度
【解説】maternity policyは「産前産後(出産・育児)に関する会社の方針・制度」を指す。maternityの「母になるプロセス全体にまつわる」というコアイメージが、企業の制度・規定を指す名詞policyと結びついた表現。①は日本語として不自然で、maternityの抽象的な意味のみを取りすぎ。③④は細かいニュアンスの追加があり不自然。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。