strike
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
strikeのコアイメージは「何かが何かに力をもって当たる・ぶつかる」こと。物理的な「打撃」から始まり、病気や災害が人に「ぶつかってくる(襲う)」、ある考えや感情が心に「当たる(思い浮かぶ・心を打つ)」、マッチや鐘が「当たって音を出す(摩擦・打音)」へと広がる。ストライキも「労働者が仕事に当たるのをやめる」というイメージ。「外から力が加わってぶつかる」という方向性が一貫しており、能動的な打撃だけでなく、受け手が予期せず受ける衝撃にも使われるのが特徴。
2意味一覧
-
動詞
打つ、たたく
物体が物体に力をもって当たるという最も基本的な用法。コアイメージそのもの。 -
動詞
(災害・病気などが)襲う、苦しめる
災害や病気が人に突然「ぶつかってくる」イメージ。予期せぬ衝撃として外から当たってくる感覚。 -
動詞
(考え・感情が)心に浮かぶ、心を打つ
アイデアや感情が心に「当たる・ぶつかる」こと。思わず衝撃を受けるような気づきや感動を指す。 -
動詞
ストライキをする
労働者が働くことを「打ち切る」=仕事に当たるのをやめるという意味合いから派生。 -
動詞
(マッチを)する、(鐘が)鳴る
マッチを擦る摩擦や、鐘のハンマーが当たって音を出す動作もコアイメージ「当たる」から。 -
名詞
ストライキ、打撃、(野球の)ストライク
動詞の意味がそのまま名詞化。労働停止・打撃・ボールが(ゾーンに)当たるすべてに共通するコアイメージ。
3例文
4よくある間違い・注意点
「strike+人+as+形容詞/名詞」の構文(例:It strikes me as strange.「それは私には奇妙に思える」)は大学受験頻出だが、hitやbeatとの区別が曖昧になりやすい。hitは「的を射る・単純な接触」、beatは「繰り返し打つ」ニュアンスで、strikeは「一撃の衝撃・予期せぬ当たり」が強い。
be struck by ~は「〜に感銘を受ける/打たれる」という感情表現で使われることが多いが、受け身のまま「打たれた」と直訳すると不自然になりがち。文脈に応じて「感動した」「気づいた」などと訳す柔軟さが必要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hit | 単純な「接触・命中」を表し、strikeほど衝撃や感情的インパクトの含意は強くない。野球ではhit=ヒット、strike=ストライク。 |
| beat | 「繰り返し打つ」ニュアンスが強く、継続的な動作を指す。心臓がbeat(鼓動する)のように一定のリズムにも使う。 |
| occur to | 「考えが浮かぶ」という意味ではoccur to meとほぼ同義だが、strikeのほうが「突然ぶつかる」という予期せぬ感覚が強い。 |
対義語: miss、defend
6派生語・関連語
-
striking
形容詞
目を引く、際立った、印象的な
-
strikingly
副詞
著しく、目立って -
striker
名詞
ストライキ参加者、(サッカーの)ストライカー -
struck
動詞(過去形・過去分詞)
strikeの過去形・過去分詞
7コロケーション
- be struck by ~(〜に心を打たれる/〜に気づく)
- strike a balance(バランスをとる)
- lightning strikes(雷が落ちる)
8確認テスト
“As I read her letter, it struck me that she must have been feeling very lonely.”
① 私は彼女の手紙を読んで、孤独を感じているに違いないと彼女を打った。
② 手紙を読んでいると、彼女がとても孤独を感じていたに違いないとふと気がついた。
③ 私は彼女の手紙を読んで、孤独を感じさせてしまったと落ち込んだ。
④ 彼女の手紙がストライキを起こしたことを、私は読んで知った。
②
「it struck me that〜」は「〜とふと気がついた、〜という考えが突然頭に浮かんだ」という意味の頻出構文。strikeのコアイメージ「何かが心に当たる(ぶつかる)」から、考えや気づきが突然頭に「飛び込んでくる」感覚を表す。①のように物理的に「打つ」と訳すのは誤りで、この構文ではitが形式主語になることに注意。
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