submission
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
submissionは「下へ(sub-)」「送る・差し出す(mission)」が語源。何かを「上位の存在・権威に向かって差し出す」という根本イメージがある。自分の意思や体を相手に委ねれば「服従」になり、書類や作品を審査者・上位機関へ差し出せば「提出・提案」になる。格闘技で相手に降参させることも、レポートを教授に提出することも、どちらも「自分より上の立場に向けて何かを差し出す」という同じ動きから生まれている。日本語の「提出」「服従」「降伏」「応募」といった複数の訳語の根っこに、この一つのイメージが流れている。
2意味一覧
-
名詞
服従、降伏
自分の意思や体を相手の権威・力に向かって完全に差し出すこと。格闘技での「タップアウト(降参)」もこの意味。 -
名詞
提出、応募、投稿
書類・作品・論文などを審査者や機関に向かって差し出す行為。「提案」よりも「上位者への差し出し」感が強い。 -
名詞
(提出された)資料・申請書・作品
差し出されたもの自体を指す用法。「提出物」「応募作品」など、行為だけでなくモノを指す点は見落とされやすい。
3例文
4よくある間違い・注意点
「提案」と訳す際の注意:「提案」と言うと日本語ではフラットな印象だが、submissionには「上位者・機関への差し出し」という非対称な力関係のニュアンスが伴う。対等な立場での提案にはproposalやsuggestionが自然で、submissionは審査・承認を仰ぐ場面で使われる。
submission(提出行為・提出物)とsurender(降伏)は近いが、surrenderは戦争・争いで完全に武器を置くイメージ。submissionは支配下に入ること全般に使え、日常的・スポーツ的・官僚的な文脈にも広く使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| surrender | 戦闘・争いにおける完全降伏に特化したイメージが強く、より劇的・決定的な場面で使う。submissionより日常的な文脈では使いにくい。 |
| proposal | 対等な立場での提案・申し出のニュアンスがあり、力関係の非対称性がない。submissionが「審査を受けるために差し出す」なら、proposalは「相手に検討を求める」感覚。 |
| compliance | 規則・命令に従う、というルール遵守のニュアンスが強い。submissionが「相手の力に屈する・委ねる」なら、complianceは「規定に合わせる」という受動的適合。 |
対義語: resistance、defiance、rebellion
6派生語・関連語
-
submit
動詞
提出する、服従する、委ねる
-
submissive
形容詞
従順な、柔順な -
submissively
副詞
従順に、おとなしく
7コロケーション
- force / bring ~ into submission(〜を服従させる)
- online submission(オンライン提出・投稿)
- submission deadline(提出期限)
8確認テスト
“All grant submissions must be reviewed by the ethics committee before approval.”
① 服従 ② 応募者 ③ 申請書類 ④ 抵抗
③「申請書類」が正解。grant(助成金)の申請において、委員会の承認を得るために差し出された書類・提出物そのものを指している。submissionには「提出行為」だけでなく「差し出されたモノ(書類・作品)」という意味もあり、この文脈では③が最適。①の「服従」は力関係のニュアンスが強くここでは不自然、②は人を指す語で文法的にも不自然、④は真逆の意味。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。