talented
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
talentedの語源は「タラント(talent)」という古代の重さの単位・貨幣に遡る。聖書の「タラントのたとえ話」(神から授かった能力を活かして増やすべきという物語)から、talentは「神から与えられた生まれつきの能力・才能」という意味になった。つまりtalentedは単なる「上手い・得意」ではなく、「生まれながらの素質・天賦の才を持っている」という含みがある。後天的な努力で磨かれたスキルというより、もともと持っている特別な潜在能力に焦点を当てるのがこの語のコアイメージだ。そのため、褒め言葉として使われるとき、その人の資質そのものへの称賛が込められている。
2意味一覧
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形
才能のある、天賦の才を持った
「神から授かった能力(talent)を持った(-ed)」というコアイメージがそのまま「才能のある」という意味につながる。技術の習熟ではなく、持って生まれた卓越した素質を指す。 -
形
有望な、将来性のある(特に若者や新人について)
天賦の素質を持っているということは、将来的な伸びしろや可能性も内包する。a talented young playerのように、まだ発展途上でも素質が際立っている人物に使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
skilledやgiftedと混同しがち。skilledは「練習・訓練で習得した高い技術がある」に対し、talentedは「生まれながらの素質・天賦の才がある」という違いがある。a skilled surgeonは長年の訓練を経た外科医、a talented surgeonは天才的な素質を持つ外科医というニュアンスの差がある。
talentedは形容詞のため、副詞的に「才能があることに」とはならない。「彼は才能を持って演奏した」はHe performed with great talent.のようにtalentを名詞で使うのが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| gifted | talentedより「神に贈り物(gift)をもらった」という含みが強く、IQが高い・超高度な才能を持つ子供に使われることが多い(gifted children)。talentedより格調が高い表現。 |
| skilled | 後天的な訓練・努力・経験によって習得した高い技術に焦点を当てる。talentedが素質を強調するのに対し、skilledは習得されたスキルを強調する。 |
| able | 「有能な・能力がある」という一般的な表現で、特定分野の素質というよりも全般的な能力の高さを指す。talentedより幅広く使える一方、称賛のニュアンスは薄い。 |
| accomplished | 「熟達した・優れた」を意味し、長い経験・努力の積み重ねで高みに達したことを示す。talentedの「生まれつきの素質」に対し、accomplishedは「積み上げてきた実績」に焦点を当てる。 |
対義語: untalented、mediocre
6派生語・関連語
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talent
名
才能、天賦の才;才能のある人(集合的に)
-
talentless
形
才能のない
7コロケーション
- a talented musician / artist / writer(才能ある音楽家・芸術家・作家)
- highly talented(非常に才能のある)
- talented young people(将来性のある若者たち)
8確認テスト
“The coach was impressed by the talented rookie who had never received formal training.”
① 努力を怠らない新人
② 天賦の才を持つ新人
③ 訓練を積んだ新人
④ 経験豊富な新人
②「天賦の才を持つ新人」が正解。had never received formal trainingという「正式なトレーニングを受けていない」という文脈がポイント。talentedのコアイメージは「生まれながらの素質」であり、練習や訓練と対比される文脈でこそその意味が際立つ。①の「努力」③の「訓練」④の「経験」はいずれもskilledやaccomplishedのニュアンスに近く、talentedが強調する「もともと持っている素質」とは逆のイメージになる。
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