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【2026年度最新版】東京医科大学医学部の2次試験(面接・小論文)対策

東京医科大学医学部医学科の合格体験記

東京医科大学医学部の小論文・面接の実施対象者

1次試験合格者

東京医科大学医学部の小論文・面接の配点

一般

・小論文(2次試験):60点
・面接(2次試験):40点
※1次試験:400点

共テ利用

・小論文(2次試験):60点
・面接(2次試験):40点
※共通テスト(1次試験):900点

東京医科大学医学部の小論文出題形式

出題形式

課題文を読み、設問に答える形式。

試験時間

60分

文字数

400〜600字

東京医科大学医学部の小論文過去問

2026年度

下記の文章は、江戸時代後期に江戸の長屋に住んでいた人びとの暮らしを紹介したものです。下線部で、筆者は長屋に住む人びとにとって隣近所との「親密な挨拶」は「強固な仕切り」となったと述べています。まず、親密な挨拶が強固な仕切りとなるとはどういうことなのかを説明しなさい。そのうえで、あなたが日頃経験している挨拶の例を1つ挙げて、それがどのような意味や役割を持っているかを、下線部の挨拶との同異に触れながら 600 字以内で述べなさい。

 江戸文化が爛熟を極めた江戸後期、江戸市内の人口は 120 万人に達し、同時代のパリ、ロンドンを凌ぐ、世界一のメトロポリスとなる。

 すなわち「江戸ッ子」と自他ともに認める、我らが先祖、熊さん八つぁんは正真正銘の、メトロポリタンであった。彼らの殆どは、日本橋から神田にかけたメイン・ストリートの裏手に位置する、賃貸集合住宅に住んでいた。これが、名にし負う「九尺二間の裏長屋」である。

 間口九尺(約 2.7m)、奥行き二間(約 3.6m)、専有面積三坪(約 9.9m^2)。土間付き四畳半一間。郊外の庭付き一戸建てとは対極のライフ・スタイル、都心のワンルーム・マンションの元祖である。

────── 中略 ──────

 人と人ととの距離が、近くなれば近くなるほど、他者との間に摩擦が生じ易くなるのは、古今東西を問わず、お決まりの常識である。高密度の都市では、限られたスペース内でのプライバシーの確保が、重要な課題となって来る。

 ワンルーム・マンションは、防音壁と鉄の扉で、上下左右前後の「隣」と、縁を切る事によって、かろうじて何とか、存在意義を保とうとしている。にもかかわらず、ワンルーム・マンションに住む苦情中、一番多いのは、隣の生活音だと言う。長屋の壁は薄い。隣の物音は、微かな衣擦れさえ、はっきりと漏れ聞こえ、煮炊きの匂い迄筒抜けである。戸や窓に鍵すらなない。それでも、住人間のトラブルは皆無に等しかった。泰平の江戸を謳歌した、狭いながらも楽しい長屋の処世術とは、一体何だったのだろう。

 分厚い仕切りでプライバシーを確保しようなどというのは、余りに即物的で幼稚ではないか。長屋には、高密度の都心に心地よく住む為の紳士協定、即ち、必要以上の隔絶と、節度なき馴れ合いを、戒める気風が存在していた。個々を尊重しつつ、和して暮らす「大人の協調」があったのである。

 まず、彼らは、いつ何時でも挨拶を怠らない。挨拶は、他者と自分との間の「仕切り」であり、相撲の仕切りと同じだ。仕切らず、いきなり取っ組み合えば、単なる無秩序な私闘である。朝晩の挨拶は、「本日も他意なし」の表明であり、他者との快適な距離をキープする為の確認作業である。一線越えて立ち入るなよと牽制すると同時に、そっちにも干渉しやしねえと宣言しているのだ。隣近所との親密な挨拶は、どんな外壁よりも強固な仕切りとなる。故に、江戸人は当たり障りのない時候の挨拶が大得意だ。実生活の生臭い話題は、当たり障りのあるプライバシーの押し付けに過ぎない。つまり、互いの人生を語らず、そうした話に凡そ興味を示さぬポーズが、都会人の粋とされた。他者の人生なんざ、臭い芝居や演歌のネタにこそなれ、食い残しの料理の様なもので、お裾分けされた所で、有難くもなんともない。壁が薄っぺらだろうが、窓や戸が明けっ広げだろうが、とんと意に介さなかったのは、無遠慮に土足で他人の生活に踏み入る事を何より恥じる、都市の美学があったからで、聞き耳を立てたり、のぞき見をする輩は、「野中の一軒家の田舎者(隣近所が珍しい位に、他者の住んでいない辺境の人)」とそしられたものである。

(杉浦日向子『江戸へおかえりなさいませ』河出書房新社より一部改編)

2025年度

問題文:鷲田誠一『ひとはなぜ服を着るのか』より一部改変

下記の文中の「存在と演技が厳密には区別できないだろう」(下線部)とはどういうことでしょうか。また、それに対してあなたはどう考えますか。まず、「存在」と「演技」とはそれぞれどういう意味で、両者が「厳密には区別できないだろう」とはどういうことなのかをわかりやすく説明しなさい。そのうえで、あなた自身の経験をあげながら、それに対するあなたの意見を述べなさい。

2024年度

問題文:阿保純子『認知症の人々が創造する世界』より一部改変

問題文を読んだうえで、私たちの社会でみなさんのような状態から何年もかけて長崎さんのような状態になってゆくとすれば、そこに至るまでにどのような悩みや苦しみを経験するか考え、次の①~③の3点に触れながら600字以内で述べてください。(考えた事柄が必ずしも医学的に正確である必要はありません。あなたがこれまでに学んだこと、経験したこと、考えたことを活かして以下の点を考えてください。)
①私たちは、人と物、または物と物をどうやって区別しているのだろうか。
②人と物、または物と物を区別できなくなってゆく過程では、どのような困難や苦しみを経験してゆくのだろうか。
③そのような困難や苦しみは、私たちの社会の状況といかに関連しているのだろうか。

2023年度

問題文:藤本とし『地獄の底がぬけたんです ある女性の知恵の73年史』より一部改編

この文章は、18歳のときにハンセン病と診断され、47歳のときにその病気が原因で失明に至った女性が自らの半生を振り返りながら綴った自伝の一部です。そのなかで、彼女はハンセン病による過酷な経験を経て「ほんとに真実死に切って」ようやく笑うことができるようになったと述べています。ここでの「死に切る」とはどのような意味でしょうか?また、なぜ「死に切る」ことが笑えるようになることとつながるのでしょうか?これらの点を十分に説明したうえで、それを踏まえて、あなたは困難な状況におかれた人が笑うにはどのようなことが必要だと考えたかを600字以内で述べなさい。

2019年度

朝永振一郎『科学の自由の楽園』を読み、「子どもは科学者がするのと似たような見方」ができるのはなぜか、その際、科学者はどのようなことをしているかを定義して自分の意見を論述する。

2018年度

菅野仁『友達幻想』を読み、「同調圧力」に対する説明とそれに対する自分の考えを論述する。

2017年度

神谷美恵子『生きがいについて』を読み、生きがいについて、自分の経験を絡めて、論述する。

東京医科大学医学部の面接形式・雰囲気など

面接形式

面接官2名:生徒1名

所要時間

10分

雰囲気

穏やかな雰囲気(圧迫等なし)

東京医科大学医学部の面接過去問

・なぜ医師になりたいか。
・どのような医師になりたいか。
・部活動を通じて学んだこと
・本学の建学の精神を知っているか。
・本学の学是を知っているか。
・英語で東京医科大学の志望理由を言う。
・治療をしなければ治らない患者さんが治療を拒否した。あなたならどうしますか
・車椅子スポーツについての文章を読んで思ったこと、原因、解決策など
・チーム力に必要なものは何か。

一般的な質問がされます。医療知識は不要です。

「【決定版】東京医科大学医学部の2次試験(面接・小論文)対策(2026年度)」に関するQ&A

東京医科大学医学部の2次試験の内容は?
東京医科大学医学部の2次試験は、小論文と面接から成り、一般入試では小論文が60点、面接が40点の配点です。共通テスト利用でも同様の配点が適用されます。
小論文の出題形式はどのようになっていますか?
小論文は課題文を読み、その内容に基づいて設問に答える形式です。試験時間は60分で、400?600字の文章を書く必要があります。
小論文の過去問はどのような内容ですか?
過去の小論文では、哲学的なテーマや社会問題に関する課題が出題されています。例として、鷲田誠一の著作に基づく問題があり、受験生の考察力が試されます。
面接の形式や雰囲気はどうですか?
面接は2名の面接官に対して1名の受験生が行います。所要時間は約10分で、穏やかな雰囲気で進行し、圧迫感はありません。
面接でよく聞かれる質問は何ですか?
面接では「なぜ医師になりたいか」や「どのような医師になりたいか」といった一般的な質問が多く、医療知識は必須ではありません。
小論文対策にはどのような方法がありますか?
小論文対策には、過去問の分析や模擬試験の実施が効果的です。また、論理的な文章構成や自分の意見を明確にする練習も重要です。
面接対策として何を準備すれば良いですか?
面接対策には、自己分析や志望動機の明確化が必要です。また、模擬面接を通じて実際の質問に対する応答を練習することが推奨されます。
東京医科大学医学部の合格率はどのくらいですか?
東京医科大学医学部の合格率は年によって異なりますが、一般的には高い競争率を誇ります。受験者数に対して合格者数は限られています。
受験生はどのような心構えで試験に臨むべきですか?
受験生は、自信を持って試験に臨むことが重要です。十分な準備とリラックスした状態で臨むことで、実力を発揮しやすくなります。
東京医科大学医学部の特徴は何ですか?
東京医科大学医学部は、実践的な医療教育に力を入れており、学生の自主性を重視しています。また、最新の医療技術や研究にも触れる機会が多いです。