loss
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
lossのコアイメージは「もともとあったものが、手元からなくなってしまった状態」です。これは物理的なものだけでなく、お金・試合・命・機能・エネルギーなど、あらゆる「あるべきはずのものが消えた」場面に広く使われます。重要なのは「なくなる以前の状態」が意識されている点。単に「ない」のではなく、「あったのにない」という喪失感・欠落感がこの語の根底にあります。だからこそ、人の死(その人がいない)・試合の敗北(勝利を得られなかった)・経済的損失(利益が消えた)まで、一語でカバーできるのです。
2意味一覧
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名詞
喪失・紛失
大切にしていたものが手元からなくなってしまった状態。最も基本的なコアイメージの直接的な表れ。 -
名詞
損失・損害(金銭的)
あるべき利益やお金が「なくなった」ことで生じる欠損。ビジネス・経済文脈で頻出。 -
名詞
敗北
勝利という「得られるはずのもの」が失われた状態。win(勝ち)の対義語として使われる。 -
名詞
死亡・死別
大切な人が「いなくなる」という最も深い喪失。grief(悲しみ)を伴う文脈で使われる。 -
名詞
低下・減少(機能・数量など)
体重・熱・記憶・機能などが「あった状態から減って消えていく」ことを表す。weight loss(体重減少)が典型例。 -
名詞
困惑・途方に暮れること(at a loss)
「どうすればよいかわからない」、つまり解決策が「見つからない=なくなっている」状態。at a loss for words(言葉に詰まる)という形でよく使われる見落とされがちな用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「defeat」との混同に注意。lossは「勝利が得られなかった」という喪失感を含む名詞(例:a loss to the rival team)で、試合結果の記録(5 wins and 3 losses)にも使う。一方 defeat は相手に「打ち負かされた」という行為を強調する語で、より能動的なニュアンスがある。
at a loss は「損失を出して」という意味と「途方に暮れて」という意味の両方がある。文脈で判断する必要があり、特に at a loss for words(言葉に詰まる)は頻出イディオムとして覚えておきたい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| defeat | lossが「勝利を得られなかった」という欠如を強調するのに対し、defeatは「敵に打ち負かされた」という行為そのものを強調する。 |
| damage | damageは「傷つけられた状態・被害」を指し、物的損害に多く使う。lossは「存在したものがなくなる」点が核心で、回復不可能なニュアンスが強い。 |
| deprivation | deprivationは外部から「奪われた」ことを強調する語。lossはより広く、自然消滅・敗北・死別など原因を問わず使える。 |
対義語: gain、win、profit
6派生語・関連語
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lose
動詞
失う、負ける
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lost
形容詞・動詞過去形
失われた、迷った;loseの過去形・過去分詞
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loser
名詞
負けた人、損をする人 -
lossy
形容詞
(データ圧縮などで)情報が失われる
7コロケーション
- suffer a loss(損失を被る/敗北を喫する)
- weight loss(体重減少)
- at a loss(途方に暮れて/損を出して)
8確認テスト
“The sudden loss of memory after the accident left him unable to recognize his own family.”
① 敗北
② 損害賠償
③ 喪失・消失
④ 紛失届
③「喪失・消失」。記憶という「あったはずの機能がなくなってしまった」状態を表しており、lossのコアイメージ「あるべきものがなくなる」が最も自然に表れている。①は勝負の文脈、②は金銭的補償、④は物品紛失の手続きを指す語で、この文脈には不自然。
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