design
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
designの語源はラテン語の「designare(印をつける、指し示す)」で、de-(完全に)+ signare(印をつける)から来ている。つまり「何かを目的・意図を持って頭の中で描き、それを具体的な形として示す」というのがコアイメージだ。服を「デザインする」も、建物を「設計する」も、計画を「立てる」も、すべて「意図・目的を持って形を作り上げる」という共通のイメージがある。名詞では「その結果としての設計図・意匠・計画・意図」を指す。日本語の「デザイン」より守備範囲が広く、抽象的な「意図・企て」という意味でも使われる点に注意。
2意味一覧
-
動詞
設計する・デザインする
建物や製品などを「目的を持って形を作り上げる」行為そのものを指す。視覚的な美しさだけでなく、機能的な構造を考えることも含む。 -
動詞
(〜のために)意図して作る・計画する
「be designed to do / for〜」の形で「〜のために意図的に作られた・計画された」という意味になる。「意図を持って形を示す」コアイメージが計画・企画の領域に広がったもの。 -
名詞
設計図・デザイン・図案・意匠
「意図を持って作り上げた形」の結果物。具体的な設計図から、製品の外観・模様・柄まで幅広く指す。 -
名詞
計画・意図・企て
「have designs on〜(〜をねらっている・企んでいる)」のように、心の中にある「意図や目論み」を指す。by design(意図的に)という表現でも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「design」を「見た目のデザイン」に限定して理解している学習者が多い。実際には「be designed to〜(〜するように設計されている)」や「by design(意図的に)」のように、目的・意図・計画という抽象的な文脈でも頻出するため、コアイメージを広く捉えることが重要。
「have designs on〜」で「〜を狙っている・企んでいる」という少し悪意のあるニュアンスになることを見落としがち。例:He has designs on her fortune.(彼は彼女の財産を狙っている)
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| plan | 計画・手順を頭の中で組み立てることに焦点。designより具体的な段取りや工程を示すことが多く、形や意図を「目に見える形で示す」というニュアンスは薄い。 |
| create | 「無から何かを生み出す」ことに焦点。designは目的・意図が前提にあるのに対し、createは創造行為そのものを強調する。 |
| devise | 方法・手段・計画を「工夫して考え出す」ニュアンスが強い。designより知的な工夫・発明のイメージが前面に出る。 |
対義語: demolish(壊す)、randomize(無作為にする)
6派生語・関連語
-
designer
名詞
デザイナー・設計者 -
designed
形容詞
意図された・設計された(be designed to〜の形で頻出) -
designation
名詞
指定・名称・肩書き -
designate
動詞
指定する・指名する・〜と呼ぶ
7コロケーション
- be designed to do(〜するように設計・意図されている)
- graphic design(グラフィックデザイン)
- by design(意図的に・計画的に)
8確認テスト
“The new tax system was designed to reduce inequality.”
① デザインされた
② 意図されていた・設計されていた
③ 偶然生まれた
④ 廃止された
② 意図されていた・設計されていた。be designed to do は「〜するという目的・意図を持って作られた・計画された」という意味。ここでは税制が「格差を減らす」という明確な目的のもとに設計されたことを示している。「デザインされた」と訳すと視覚的な印象になってしまい不自然。designのコアイメージ「意図を持って形を作る」が、抽象的な制度設計に使われている典型例。
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