agreement
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
agreementの語源はラテン語のad-(~に向かって)+gratus(喜ばしい)に由来し、「互いが同じ方向を向いて喜んで受け入れた状態」がコアイメージです。単なる「うなずき」ではなく、複数の意思が重なり合って一致した結果としての状態を指します。だから「同意」という心理的な一致にも、「契約・協定」という形式的に合意を文書化したものにも使えるのです。また英文法では主語と動詞の「数の一致」も agreement と呼びます。これも「形が揃って一致している状態」というコアイメージからきています。文脈によって訳し方は変わりますが、底流には常に「ズレなく一致している」というイメージがあります。
2意味一覧
-
名詞
同意・賛成
二者以上の意思が同じ方向を向いて重なった心理的状態。「心が一致した」コアイメージの最も直接的な表れ。 -
名詞
契約・協定
合意した内容を形式として固定したもの。「一致した状態」を文書や約束として具体化したもので、contractよりも口頭・非公式なものにも使える。 -
名詞
(文法上の)一致
主語と動詞の数・人称が「ズレなく揃っている」状態を指す文法用語。コアイメージの「一致している」が文法の世界に応用された意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
agreement(合意・協定)とcontract(法的拘束力のある契約)は混同しがち。agreementは口頭・非公式なものも含む広い語で、contractは必ず法的効力を持つ書面を指す。口約束なら agreement、裁判で争える書面なら contract が適切。
「in agreement with ~」(~と一致して)のフレーズを見落としやすい。例えばThis result is in agreement with our prediction.(この結果は我々の予測と一致している)のように、一致・整合性を表す文脈でも頻出する。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| contract | 法的拘束力のある書面による契約に限定される。agreementより狭く、厳格なニュアンス。 |
| deal | 取引・交渉の結果としての合意。口語的でビジネスや取り引きの文脈で使われる。agreementよりカジュアル。 |
| consensus | 集団全体での総意・コンセンサス。agreementが二者間にも使えるのに対し、consensusは複数人が全員一致する場合に使う。 |
| accord | やや格式ばった語で、特に国家間・外交上の合意に使われることが多い。agreementの書き言葉・フォーマル版。 |
対義語: disagreement、conflict、dispute
6派生語・関連語
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agree
動詞
同意する・一致する
-
agreeable
形容詞
感じの良い・同意できる -
disagree
動詞
同意しない・意見が合わない
-
disagreement
名詞
不一致・意見の相違
7コロケーション
- reach an agreement(合意に達する)
- make an agreement(合意を結ぶ)
- in agreement with ~(~と一致して/~に同意して)
8確認テスト
After hours of negotiation, the two leaders signed an agreement on nuclear disarmament.
① 同意
② 協定
③ 一致
④ 合図
②「協定」が正解。長時間の交渉を経て指導者同士が署名しているという文脈から、意思の一致を文書として形式化した「協定(条約)」が最も適切。①「同意」は心理的なうなずきのニュアンスが強く、署名という行為と組み合わせると不自然。③「一致」は文法用語や物事の整合性を指すときに使う訳で、外交文脈では不自然。④は全く無関係。
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