adaptation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
adaptationの根底にあるのは「あるものを別の状況・目的・形にぴったり合うよう変化・調整させること、またそのプロセスや結果」というイメージです。動詞adaptはラテン語ad-(〜へ)+aptus(適した)から来ており、「何かに向けて形を整える」という意味を持ちます。その名詞形であるadaptationは、①生物が環境に合わせて変化する「適応」、②既存の作品を別のメディアや形式に合わせて作り変える「改作・翻案」、③制度や人が新しい状況に馴染んでいく「適合・順応」として現れます。どの意味でも「元の状態から、ある目的・環境にフィットするよう変化した」という共通のコアが流れています。
2意味一覧
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名詞
適応・順応(新しい環境や状況に合わせて変化すること)
生物や人が環境という「目的地」にぴったり合うよう自分を変えていくプロセスそのものを指す。コアイメージの最も直接的な表れ。 -
名詞
改作・翻案(小説や舞台作品を映画や別の形式に作り変えること)
原作という素材を「別のメディア・形式」にぴったり合うよう形を変えることがコアイメージに直結する。映画化・ドラマ化の文脈で頻出。 -
名詞
適合(制度・ルール・デザインなどを特定の目的に合わせて調整したもの)
「物・仕組み」を特定の用途にフィットさせた状態・結果物を指す。人間工学的な設計変更などでも使われる、見落とされがちな用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「改作」の意味を知らずに、adaptationをいつも「適応」とだけ訳してしまいがち。特に映画・文学の文脈では「翻案・映画化作品」という訳が正解になることが多いので注意。
adoptionと混同しやすい。adopt(採用する・養子にする)の名詞形adoptionは「採用・導入・養子縁組」であり、「変化させてフィットさせる」というニュアンスはない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| adjustment | 「微調整・調節」のニュアンスが強く、大きな変化よりも小さなチューニングに使う。adaptationほど根本的な変化を含意しない。 |
| acclimatization | 主に気候・気温など物理的な環境への生理的な「慣れ」に限定される。adaptationより範囲が狭い。 |
| version | 改作の意味では近いが、versionは単に「版・バージョン」であり、元の作品を別形式に作り変えたというプロセスのニュアンスを含まない。 |
対義語: rigidity(硬直性)、maladjustment(不適応)
6派生語・関連語
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adapt
動詞
適応させる・改作する
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adaptable
形容詞
適応力がある・融通が利く -
adaptive
形容詞
適応的な・適応に関する(adaptive learning:適応学習) -
adaptability
名詞
適応能力・順応性
7コロケーション
- adaptation to ~(〜への適応)
- film / screen adaptation(映画化・映像化作品)
- evolutionary adaptation(進化的適応)
8確認テスト
“Have you seen the new adaptation of that classic play? The director moved the setting to modern Tokyo.”
① その古典劇の新しい適応
② その古典劇の新しい翻案作品
③ その古典劇への新しい順応
④ その古典劇の新しい採用
② その古典劇の新しい翻案作品。「古典劇の設定を現代の東京に移した」という文脈から、原作を別の形式・設定に作り変えた「改作・翻案」の意味が最も自然。①③は人や生物が環境に変化する文脈で使う訳、④はadoptionの訳であり不適切。
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