remind
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
remindは「re-(再び)+mind(心・意識)」から成る語で、「誰かの心の中に何かを再び浮かび上がらせる」というコアイメージを持つ。重要なのは、remindは常に「他者に対して」働きかける動詞だという点だ。自分が思い出す(remember)のではなく、誰かに思い出させる・気づかせるという「外から内への働きかけ」がこの語の本質。その対象は、忘れていた予定や約束のこともあれば、ある人・物が別の人・物を連想させるという感覚的な呼び起こしの場合もある。どちらも「誰かのmindに何かを再浮上させる」という一貫したコアで説明できる。
2意味一覧
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動詞
(人に)〜を思い出させる・気づかせる
誰かのmindに情報を「再び送り込む」イメージ。忘れていること・見落としていることを意識の表面に戻す働き。 -
動詞
(人に)注意する・念押しする
「もう一度心に留めさせる」ことで、相手に注意や警告を促す文脈でも使われる。義務・危険・ルールなどを再認識させる場合に当たる。 -
動詞
(人・物が別の人・物を)連想させる・思わせる
外部の刺激(人・物・風景など)が引き金となって、誰かのmindの中に別の記憶・イメージを呼び起こすという感覚的な用法。「A remind B of C」の形で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
remindとrememberの混同に注意。remind は「他者に思い出させる」(主語が原因・きっかけ)、remember は「自分が思い出す」(主語が思い出す本人)という違いがある。× I reminded her name. ○ I remembered her name. / She reminded me of her name.
remind someone of 〜(〜を思い出させる)と remind someone to do(〜するよう念押しする)の構文の使い分けを意識すること。ofの後には名詞・動名詞、toの後には動詞の原形が来る。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| recall | recall は「自分自身が記憶を引き出す」自動詞的ニュアンスが強く、他者への働きかけではない点でremindと正反対に近い。 |
| prompt | prompt は「行動・発言を引き出す」ニュアンスがあり、remindより「背中を押す」感覚。記憶の呼び起こしより行動の誘発に近い。 |
| warn | warn は危険・悪いことに対する「警告」に特化しており、remindより緊張感・緊急性がある。remindは中立的な念押し全般に使える。 |
対義語: forget、make someone forget
6派生語・関連語
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reminder
名詞
思い出させるもの・リマインダー・念押し(のメモや通知) -
reminiscent
形容詞
〜を思い出させるような(be reminiscent of 〜の形で使う) -
reminisce
動詞
(過去のことを)懐かしく思い出す・回想する
7コロケーション
- remind A of B(AにBを思い出させる)
- remind A to do(Aに〜するよう念押しする)
- a gentle reminder(やんわりとした念押し・注意)
8確認テスト
This old song reminds me of my school days.
① 私はこの古い曲を聴いて、学生時代を思い出す。
② 私はこの古い曲に、学生時代のことを注意した。
③ この古い曲は、私の学生時代と似ている。
④ 私はこの古い曲を学生時代に覚えた。
①が正解。この文は「古い曲(外部刺激)」が主語となり、私のmindに学生時代の記憶を呼び起こすという「remind A of B(AにBを連想させる)」の構文。②は remind の目的語が「学生時代」でなく文の構造が合わない。③・④は remind の意味とまったく異なる。①だけが「外から心の中に記憶を呼び起こす」コアイメージを正しく反映している。
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