applicant
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
applicantの語源はラテン語の「applicare(〜に向けて当てる・近づける)」で、動詞applyの名詞形。applyのコアイメージは「何かに対して自分を向かわせ、働きかける」こと。applicantとは、その働きかけを行う人、つまり「ポジション・機会・資格などを求めて自ら手を挙げた人」を指す。重要なのは、受け身ではなく能動的に申し込みをした人という点。就職・入学・許可申請・補助金申請など、対象が何であれ「自ら手を挙げた当事者」というコアイメージは一貫している。日本語では文脈に応じて「応募者・志願者・申請者・候補者」と訳し分けるが、根底には常に「能動的に申し込んだ人」という意味がある。
2意味一覧
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名詞
応募者・志願者(就職・入学などへの)
自らそのポジションや機会に向けて手を伸ばした人というコアイメージから、採用や合格を求めて積極的にアクションを起こした人を指す。 -
名詞
申請者(許可・補助金・ビザなど公的なものへの)
就職・入学に限らず、行政やシステムに対して自ら申し込みを行った人全般を指す。この訳は見落とされがちだが実際の英文では頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「applicant=応募者(就職のみ)」と思い込みがち。実際にはビザ・奨学金・許可証など幅広い申請の場面で使われるため、文脈を見て「申請者」と訳すことも必要。
candidateと混同しやすいが、applicantは「自ら申し込んだ人」、candidateは「選考プロセスの中に入っている人・候補者」のニュアンスが強い。選考が進んだ段階ではcandidateが使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| candidate | 選考や投票などのプロセスに入った「候補者」。applicantより選考が進んだ段階を示すことが多く、政治的な候補者にも使われる。 |
| petitioner | 正式な嘆願・請願をする人。法的・宗教的な文脈でよく使われ、より切実に訴えるニュアンスがある。 |
| aspirant | あるポジションや目標を強く望む人。applicantが実際に申込行動を取った人であるのに対し、aspirantはまだ志望・憧れの段階にある人を指すこともある。 |
対義語: recruiter(採用担当者)、employer(雇用主)、interviewer(面接官)
7コロケーション
- successful applicant(採用・合格が決まった応募者)
- job applicant(求職者・就職応募者)
- screen applicants(応募者を選考する)
8確認テスト
The city office announced that applicants for the housing subsidy must provide proof of income.
① その住宅補助金の候補者たちは、収入証明を提出しなければならない。
② その住宅補助金の申請者たちは、収入証明を提出しなければならない。
③ その住宅補助金の志願者たちは、収入証明を提出しなければならない。
④ その住宅補助金の応募者たちは、収入証明を提出しなければならない。
②が正解。補助金(subsidy)という行政手続きの文脈では、applicantは「申請者」と訳すのが最も自然。「志願者」「応募者」は就職・入学のニュアンスが強く、「候補者」は選考プロセスのニュアンスが出てしまうため不適切。applicantのコアイメージ「能動的に申し込んだ人」は共通だが、文脈によって適切な日本語訳は変わることを理解することが重要。
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