explore
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
exploreの語源はラテン語の「explorare(叫びながら偵察する)」に由来し、「まだ知られていない・よくわかっていない領域に積極的に入り込み、その全体像を把握しようとする」という動的なプロセスがコアイメージです。物理的な場所を歩き回る「探検」だけでなく、アイデアや可能性・問題の内部を丁寧に調べる「探求・検討」、さらに医師が体の内部を診て状態を把握する「精密診察」まで、すべて「未知・不明なものの中に入り込んで理解しようとする」という一つのイメージでつながっています。単なる「見る」ではなく、能動的・包括的に調べ尽くそうとするニュアンスが重要です。
2意味一覧
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動詞
(場所を)探検する、踏み破る
物理的に未知の土地に踏み込み、その全体を歩き回って把握しようとする行為。コアイメージが最も直接的に現れた用法。 -
動詞
(問題・可能性などを)探求する、検討する
「物理的な場所」が「概念・アイデア・選択肢」に置き換わっただけで、「未知の領域に入り込んで全体を調べる」というコアイメージは同じ。 -
動詞
(体の内部などを)細かく診察する、触診する
医師が外からは見えない体の内側の状態を把握しようと「入り込んで調べる」行為。コアイメージの医療分野への応用。 -
動詞
(テーマ・作品などを)深く掘り下げる
文学・芸術・研究の文脈で、表面だけでなく内部の深みまで踏み込んで理解しようとすること。受験英語でも頻出の用法で見落とされがちな意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「探検する」という訳語に引きずられ、抽象的な文脈(意見・可能性・テーマを探る)でexploreが使われていても気づけないことがある。コアイメージは「場所」に限らず「未知のものの中に入り込む」ことなので、文脈に応じて「検討する」「掘り下げる」「模索する」などと訳し分けることが重要。
investigateと混同しやすいが、investigateは「問題や事件の原因・真相を突き止める」目的意識が強い。exploreは「全体像を広く把握しようとするプロセス」に重点があり、必ずしも一つの答えを求めているわけではない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| investigate | 特定の問題・事件の真相や原因を突き止めることが目的。exploreが「広く全体を調べる旅」なら、investigateは「犯人を追う捜査」のイメージ。 |
| examine | 対象を注意深く観察・検査する行為。exploreが「未知の領域に入り込む」のに対し、examineは目の前にある対象を精緻に見ることに重点がある。 |
| probe | 狭く深く突き刺すように調べるイメージ。exploreが広く全体をカバーするのに対し、probeはピンポイントで深部を探ること。 |
対義語: ignore、overlook
6派生語・関連語
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exploration
名詞
探検、探求、調査
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explorer
名詞
探検家、調査者 -
exploratory
形容詞
探索的な、試験的な(exploratory surgery=試験的手術)
7コロケーション
- explore the possibility(可能性を探る)
- explore options(選択肢を検討する)
- explore a theme(テーマを掘り下げる)
8確認テスト
“In her latest novel, the author explores the complex relationship between memory and truth.”
① 探検する
② 掘り下げて描く
③ 細かく診察する
④ 地図に記す
② 掘り下げて描く。小説のテーマという「抽象的な未知の領域」に踏み込んで全体を照らし出す、exploreのコアイメージの典型的な用法。「探検する」は物理的な場所に使う日本語であり不自然。「細かく診察する」は医療文脈の用法で文脈に合わない。コアイメージ(未知の領域に入り込んで調べる)を理解していれば、文脈に応じて「掘り下げる」という訳語を自分で導き出せる。
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