tremble
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
trembleのコアイメージは「自分では止められない、細かく繰り返す振動・揺れ」です。身体が恐怖や寒さで震えるとき、感情が高ぶって手や声が震えるとき、あるいは建物が揺れるとき——いずれも「内側から湧き出る力によって、細かくブルブルと揺れ続ける」イメージです。日本語の「震える」に近いですが、trembleには「感情や外的刺激に圧倒された結果として止められない」というニュアンスが強くあります。「ひどく心配する」という訳も、不安が体の震えとして表れる感覚から自然に派生しています。コアを掴めば、状況に応じて「震える・揺れる・おののく・戦慄する」など自在に訳し分けられます。
2意味一覧
-
動詞
(恐怖・寒さ・興奮などで)震える、ふるえる
コアイメージそのまま——感情や外的刺激によって体が細かく揺れ続ける状態を指す。 -
動詞
ひどく心配する、おそれおののく
強い不安や恐れが、制御不能な「内側の震え」として意識される感覚から転じた用法。 -
動詞
(声・音・光などが)揺れる、かすかに震える
「細かく繰り返す振動」のコアは物理的な揺れにも及び、声や光がかすかに揺らぐ場面にも使われる。 -
名詞
震え、戦慄(しばしば複数形 trembles で)
動詞のコアイメージをそのまま名詞化した形で、「a tremble in her voice(声の震え)」のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
shakeと混同しやすいが、shakeはより大きく激しい揺れ(地震・強い恐怖など)に使われるのに対し、trembleは「細かく繰り返す、抑えられない微細な振動」に焦点がある。感情による手の震えや声の震えにはtrembleが自然。
「tremble to think」のような慣用的な使い方を知らないと「考えるために震える」と直訳してしまう。「〜と考えると恐ろしい・ゾッとする」という意味なので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| shake | より大きく激しい揺れ全般に使われる広い語。trembleより振幅が大きく、物理的な強い振動にも使われる。 |
| shiver | 主に寒さや恐怖による「ゾクゾクする震え」に特化。trembleよりも表面的・皮膚感覚的な震えのニュアンス。 |
| quiver | 矢が弦を離れた後のような、ごく小さく速い振動。声や唇が感情で微かに震える繊細な場面に合う。 |
| shudder | 嫌悪・恐怖・寒さによる「ブルッ」とした一時的な身震い。trembleの継続的な震えと異なり、単発・瞬間的。 |
対義語: be still、be steady
6派生語・関連語
-
trembling
形容詞・名詞
震えている;震え(a trembling hand:震える手) -
tremblingly
副詞
震えながら、おびえながら -
tremor
名詞
震え、微動;(地震の)小さな揺れ(trembleと同語源) -
tremendous
形容詞
(語源的に「震えあがらせるほど」の意から)途方もない、すさまじい
7コロケーション
- tremble with fear / anger / excitement(恐怖・怒り・興奮で震える)
- tremble to think(〜と考えるとゾッとする)
- voice trembles(声が震える)
8確認テスト
“His voice trembled as he read the farewell letter aloud.”
① 彼は別れの手紙を読みながら、声を荒げた。
② 彼は別れの手紙を読み上げながら、声が震えた。
③ 彼は別れの手紙を読んで、大声で泣き出した。
④ 彼は別れの手紙を読みながら、声をひそめた。
②。trembleのコアは「制御できない細かい振動」。感情(悲しみ・緊張)が声に出てしまう状態を表しており、「声が震えた」が最も自然。①「声を荒げる」はraise one’s voice、③「泣き出す」はburst into tears、④「声をひそめた」はlower one’s voiceで、どれもtrembleのコアイメージとは異なる。
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