目次
- 『リードLightノート生物』で合格可能な医学部・上位校
- 『リードLightノート生物』の習得レベル(+到達可能な偏差値)
- 『リードLightノート生物』の使い方
- 『リードLightノート生物』の1周目、2周目…の役割
- 『リードLightノート生物』の習得にかかる時間
- 『リードLightノート生物』の特徴
- 『リードLightノート生物』が指定教材の理由
- 『リードLightノート生物』の欠点
- 『リードLightノート生物』の補助教材
- 『リードLightノート生物』の前にやるべき参考書
- 『リードLightノート生物』の後にやるべき参考書
- 『リードLightノート生物』と並行すべき参考書
- 『リードLightノート生物』と代替可能な参考書
- 『リードLightノート生物』に関するQ&A
- 『リードLightノート生物』の目次/問題数
『リードLightノート生物』で合格可能な医学部・上位校
松濤舎での合格実績を以下に記載します。
・医学部医学科
〇〇大学 など
・他学部
〇〇大学 など
※代替可能な問題集を使用した合格実績も含む。
『リードLightノート生物』の習得レベル(+到達可能な偏差値)
レベル1:リードAが8割以上、手を止めずに解ける
レベル2:リードBが8割以上、手を止めずに解ける:偏差値60
レベル3:リードCが5割以上、手を止めずに解ける:
レベル4:リードC+が8割以上、手を止めずに解ける:偏差値67.5
『リードLightノート生物』の使い方
ここで基本的な用語の確認や公式の確認を行います。
解けなかった問題には×マークを、解けた問題には◯マークをつけます。
×マークがついた問題は、模試範囲をひと通り解いた後、再び戻ってきて解きます。解けなかったら×マークを累積し、解けたら◯マークを書きます。
×マークしかついていない問題を減らすことが勉強の中心となります。◯マークがついた問題は放置し、模試の前、あるいは入試前に確認しましょう。
また、学習の基本は分散学習です。×マークがついた問題の復習もできるだけ間隔をあけるようにしましょう。◯マークをつけていい基準は、3日以上置いてから復習した場合にしてください。
リードAで学習した内容を一問一答形式で確認し、典型問題を解くための下地を再度定着させましょう。
こちらも同様に、解けなかったら×マーク、解けたら◯マークをつけていきます。
続いて「リードC」に入ります。
ここで勉強するのが、いわゆる典型問題と言われるものです。ほぼすべて解ける状態になっている必要があります。入試問題でそのまま出題されるような知識・問題が多数掲載されています。
こちらも同様に、解けなかったら×マーク、解けたら◯マークをつけていきます。
「リードC+」に入ります。
典型問題ではないものも多く、そのまま出題される問題は少ないかも知れませんが、ひと通り解ける状態にします。
こちらも同様に、解けなかったら×マーク、解けたら◯マークをつけていきます。
わからなかったらすぐに解説をよみましょう。その後、自分の手で解答と同じような答案を作れるか確認する必要はありません。手を動かすのはただの作業になりがちなので、ポイントを確認し理解することを優先し、次回周回時に手を動かして解けるようになっているか確認するようにしましょう。知識があれば解けない問題はありません。どんな知識があったらその問題が解けたかを考えながら解説を読むようにしてください。
1周終わったら最初に戻り、×マークのついた問題のみを繰り返すようにしましょう。集中学習は学習効率が低いため、分散学習するようにしてください。特に生物は、理屈を超えて覚えないといけない単純暗記が多いので、分散学習は必須です。同じ問題を短期間に繰り返しても定着した気になるだけで、長期的には記憶が保持されません。3日以上の間隔を置くようにしましょう。
『リードLightノート生物』の1周目、2周目…の役割
1周目は基本事項を忘れていないか押さえ、2周目以降は記憶を定着させます。
『リードLightノート生物』の習得にかかる時間
1問10分
『リードLightノート生物』の特徴
基礎問題が多い
リードαなどの網羅系問題集に比べ、基礎事項を確認するリードA・Bの部分が厚く、基礎を徹底的に固めることが可能です。
教科書傍用問題集である
『リードLightノート生物』をはじめとする教科書傍用問題集を徹底することは、医学部・上位校合格のための最短ルートです。
『リードLightノート生物』が指定教材の理由
指定教材ではありません。
『リードLightノート生物』の欠点
応用問題が少ない
リードα生物より応用問題が少ないため、実際の入試を想定した問題を別途こなす必要があります。
『リードLightノート生物』の補助教材
ありません。
『リードLightノート生物』の前にやるべき参考書
『宇宙一わかりやすい高校生物(生物基礎)』をひと通り読みましょう。東大や医学部合格者も使用している参考書です。使い方は下記に詳しく記載してあります。
『リードLightノート生物』の後にやるべき参考書
『生物の良問問題集[生物基礎・生物]』(旺文社)に入ります。
『リードLightノート生物』だけで偏差値67.5に到達可能ですが、偏差値72.5まで上げたい場合、『生物の良問問題集[生物基礎・生物]』(旺文社)に入ります。
良問問題集は『重要問題集』に対抗して作られた問題集ですが、『重要問題集』より良問揃いで解説も詳しく、基礎から応用まで網羅性が高いのが特徴です。
『リードα生物』を勉強することによって、典型問題を網羅的に勉強した状態になります。ここに、入試本番レベルの問題を積み上げるイメージです。
『リードLightノート生物』と並行すべき参考書
宇宙一わかりやすい高校生物(生物基礎)
ひと通り読んだ後に、辞書として使用します。
教科書
教科書傍用問題集も重要ですが、教科書範囲内の知識がすべて問題としてカバーされているわけではありません。よって、問題を解きつつ、該当範囲を教科書で読み、問題で触れられていない内容もインプットしていかなければならないのです。
また、教科書と教科書傍用問題集を往復することのメリットは、どこまでが教科書に書かれており、どこからがその場で考えるべきことなのかの線引きができるようになることです。
生物の入試問題でもっとも難しいのは考察問題(実験問題)ですが、なぜ考察問題が難しいかというと、ここの線引きができていないからです。
教科書の内容がしっかり入っている人は「このテーマのポイントはここで、知っているべき知識はここまで。あとは、与えられた情報をもとに論理的に解いていくしかないんだ」と考えられるようになるのです。
生物の教科書を使った学習法については以下を参考にしてみてください。
『リードLightノート生物』と代替可能な参考書
『リードLightノート生物』と並ぶ教科書傍用問題集に、『セミナー生物』『エクセル生物』『センサー生物』などがありますが、いずれもほぼ同じです。
学校ですでに以下の問題集が指定されている人が、わざわざ『リードLightノート生物』を購入するほどでもないですし、被ったレベルの問題を二度解くことは非効率です。
非効率性を上回るほどの便益がない限り、いま使用している問題集を使い続けて問題ありません。
『リードLightノート生物』に関するQ&A
- 『リードLightノート生物』だけで医学部に合格できますか?
- はい、偏差値67.5まで取得可能なので可能です。ただし、別角度から典型問題が出ても解けるかを確認して万全の状態にしたほうがいいので、『生物の良問問題集』まで入れるとベターです。