prime
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
primeの根底にあるイメージは「第一の・一番目の」です。ラテン語のprimus(最初の)が語源で、「順序・品質・重要性のどれを基準にしても、一番最初に来るもの」というイメージです。「最も重要な」という意味はそこから自然に派生し、「基礎的な」も「最初に来る・根本にある」というイメージから生まれます。また「すばらしい・最高の」という意味は「品質が一番」というところから来ています。数学の「素数(prime number)」も「それ以上分解できない根本の数」という同じコアイメージです。要するにprimeは「どんな軸で見ても一番前に来る存在感」を帯びた単語です。
2意味一覧
-
形容詞
主要な、最も重要な
「一番最初に来る=最も重要」というコアイメージそのもの。優先順位や関心の最前線にあることを指す。 -
形容詞
最高品質の、すばらしい
品質の序列における「第一位」というイメージ。牛肉のランク「プライム」などにも使われる。 -
形容詞
基礎的な、根本的な
「最初の・根本の」というコアイメージから、他のものが依存する土台を表す。 -
名詞
全盛期、働き盛り
人生の中で「最初に最高点に達した時期」=力や能力がピークの時期を指す。 -
名詞
素数(prime number の略)
「それ以上分解できない最も根本的な数」というイメージ。1と自身以外に約数を持たない数。 -
動詞
(人に)事前に準備させる、下準備をする
「最初の状態をつくる」=本番の前に基盤を整えておくことを指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
prime timeをそのまま「プライムタイム(夜のゴールデンタイム)」とテレビ用語としてしか覚えていると、「旅に最適な時間」のように一般的な文脈で使われたときに意味がとれなくなる。prime timeは「その目的において最もよい時間帯」というコアイメージで使える汎用表現。
primaryと混同しやすい。primaryは「序列として一番目・真っ先に来る」という順序的な第一性を強調するのに対し、primeは「品質・重要性・力においての最高点」というニュアンスが強い。例えばprimary school(初等学校)をprime schoolとは言わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| primary | 「順序・段階として最初に来る」という構造的な第一性を強調。primeより中立的で、品質のニュアンスは薄い。 |
| chief | 「集団や組織のトップ」という上下の地位関係に基づく第一性。primeよりも人・役割・役職に使いやすい。 |
| principal | 「最も影響力の大きい・中心的な」という意味で、primeに近いが、より客観的な序列感がある。 |
| foremost | 「他の何よりも前に来る」という意味で強い第一性を表すが、primeより格式高く文語的。 |
対義語: secondary、minor、subordinate
6派生語・関連語
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primary
形容詞・名詞
第一の、最初の、初等の
-
primer
名詞
入門書、下塗り剤 -
primal
形容詞
根本的な、原始的な -
primitive
形容詞
原始的な、未発達の
-
primarily
副詞
主に、第一に
7コロケーション
- prime minister(首相)
- prime time(最適な時間帯、ゴールデンタイム)
- in one’s prime(全盛期に)
8確認テスト
“Location is the prime factor in determining the value of real estate.”
① 基礎的な
② 最も重要な
③ 素数の
④ 全盛期の
② 最も重要な。「不動産の価値を決める要素の中で、一番最前線に来るもの」というprimeのコアイメージがそのまま表れている。ここでfactorは「要素」なので「最も重要な要素(主要因)」と訳すのが最も自然。①「基礎的な」はcoaイメージ的にはあり得るが、factorと組み合わせるとやや不自然。③④は文脈に合わない。
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