instruction
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
instructionはラテン語の「in(中に)+ struere(積み上げる・構築する)」を語源とする。つまりコアイメージは「相手の頭の中に、物事の構造・やり方を組み込んでいくこと」。上から命令を下す場面では「指示・命令」に、知識や技能を体系的に組み込む場面では「教育・指導」に、製品の使い方という構造を文書化したものが「説明書」になる。つまり「情報や手順をある対象(人や文書)の中に構築して入れ込む」という一つのイメージが、状況によってさまざまな日本語訳を生み出している。
2意味一覧
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名詞
指示・命令・指令
上位者が下位者の行動に「構造(手順・方針)を入れ込む」行為。複数形instructionsで「具体的な指示事項」を指すことが多い。 -
名詞
教育・指導・訓練
教師や指導者が学習者の頭に知識や技能の「構造を組み込んでいく」行為。teachingより系統的・体系的なニュアンスが強い。 -
名詞(通例複数形)
説明書・取扱説明書・使用手順
使い方の「構造」を文書に落とし込んだもの。「read the instructions」(説明書を読む)という形でよく使われる。 -
名詞(コンピュータ用語)
命令・インストラクション(コンピュータへの処理命令)
コンピュータに処理の「構造・手順」を入れ込む命令コードのこと。IT文脈で頻出だが見落とされやすい意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
instructionは可算・不可算両方あり意味が変わる点に注意。不可算(instruction)では「教育・指導」全般を、複数形(instructions)では「具体的な指示事項・手順書」を指すことが多い。「follow the instruction」より「follow the instructions」が自然な理由はここにある。
orderやcommandと混同しがち。instructionは「やり方・手順の構造を伝える」ニュアンスがあるのに対し、orderは単純に「従わせる命令」、commandはより権威的・軍事的な命令。instructionは相手に理解させる意図が含まれる点が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| direction | 「どちらへ向かうか」を示すイメージ。指示の方向性を示すことに重点があり、instructionより漠然とした場合に使われる。 |
| order | 「従わせること」が主眼の命令。instructionが手順や方法を伝えるのに対し、orderは相手の服従を前提とした一方的な命令。 |
| guidance | 「導く」イメージが強く、より穏やかで助言的なニュアンス。instructionより強制力が低く、自発的な選択を促す場合に使う。 |
| teaching | 個別の「教える行為」全般を指し、instructionより非公式・感情的なつながりを含みやすい。instructionはより体系的・組織的な教育に使われる。 |
対義語: prohibition(禁止)、silence(沈黙・何も伝えないこと)
6派生語・関連語
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instruct
動詞
指示する、教える、命じる
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instructor
名詞
指導者、インストラクター、教官 -
instructive
形容詞
教訓的な、ためになる -
instructional
形容詞
教育上の、指導のための
7コロケーション
- follow (the) instructions(指示に従う・説明書通りにする)
- give instructions(指示を出す・指令を与える)
- under instruction(指示のもとで・指導を受けて)
8確認テスト
“The manual contains clear instructions on how to operate the machine safely.”
① 指令 ② 教育 ③ 手順説明 ④ 訓練
③ 手順説明(または「操作手順」)。manualという文書の中にあり、機械を安全に操作する「方法」を説明しているため、複数形instructionsは「使い方の手順・説明」を指している。①の指令は人から人への命令・指示を指し、文書に記載された操作手順という文脈には合わない。②④は人への教育・訓練を指すので、この文脈には合わない。
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