own
【動】所有する、認める、認知する
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
ownのコアイメージは「他の誰でもなく、まさに自分に帰属している」という強い所有・帰属の感覚です。形容詞として使うときは「自分自身の~」という強調のニュアンスがあり(my own room = 他の誰でもない私だけの部屋)、動詞として使うときは「それが自分に属している状態にある=所有している」という意味になります。さらに「自分に属することを認める=認める・白状する」という意味にも発展します。単なるhaveやmyと違い、「まぎれもなく自分のもの」という帰属の確かさや誇りが底流に流れているのがownの本質です。
2意味一覧
-
形容詞
自分自身の、(他でもない)自分の
「まさに自分に帰属している」というコアイメージが形容詞化したもの。myやhisなど所有格と一緒に使い、帰属を強調する働きをする。 -
動詞
所有する、持っている
「何かが自分に帰属している状態にある」こと。haveが単なる「持っている」なら、ownは「(権利・権限として)自分のものである」というニュアンスが強い。 -
動詞
認める、白状する、自認する
「それが自分に帰属することを認める」というコアイメージから。ownの後にupを付けたown upはとくに「(過ちを)素直に認める・白状する」という意味でよく使われる。 -
動詞(口語)
(相手を)完膚なきまでに打ち負かす
「相手を完全に自分のものにしてしまう」というコアイメージの口語的発展。ゲームやスポーツなどで「完全勝利する」意味でよく使われる現代英語の用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
形容詞のownはmyやhisなど所有格とセットで使うのが原則。「an own room」のように不定冠詞と単独で使うのは誤り。正しくは「a room of my own」や「my own room」となる。
動詞のownとhaveの混同に注意。haveは「(一時的に)持っている」状況にも使えるが、ownは「(法的・正式な意味で)自分のものである」という恒常的な所有を表す。「今財布を持っている」はown a walletとは言わず、have a walletと言う。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| possess | ownより改まった語で、財産・能力・性質など幅広いものを「保有する」というニュアンス。ownが「所有権がある」という権利的感覚なのに対し、possessは「手中に収めている」という物理的・心理的な支配感が強い。 |
| have | 最も汎用的な「持つ」。一時的・状況的な所持にも使える。ownのような「正式な所有権」や「他でもなく自分のもの」という強調はない。 |
| admit | 「認める」の意味での類義語。admitが事実・真実を「(しぶしぶ)認める」ニュアンスなのに対し、own(up)は自分の非や過ちを「自分のものとして引き受ける・白状する」という当事者感が強い。 |
対義語: borrow、rent、deny
6派生語・関連語
-
owner
名詞
所有者、オーナー
-
ownership
名詞
所有(権)、オーナーシップ
-
own up
句動詞
(過ちなどを)認める、白状する -
on one’s own
慣用句
独力で、一人で -
disown
動詞
(子・関係などを)否認する、勘当する
7コロケーション
- on one’s own(自分一人で・独力で)
- own up to 〜(〜を認める・白状する)
- home ownership(住宅所有・持ち家)
8確認テスト
“After much hesitation, she owned that she had made a terrible mistake.”
① 彼女はひどい間違いを犯したことを所有した。
② 彼女はひどい間違いを犯したことをとうとう認めた。
③ 彼女はひどい間違いを犯したことを忘れた。
④ 彼女はひどい間違いを犯したことを他人のせいにした。
② 「それが自分に帰属することを認める」というownのコアイメージが「(事実・過ちを)認める・白状する」という意味を生む。after much hesitation(長い躊躇の末)という文脈からも、しぶしぶ認めるニュアンスがあり②が最も自然。①は直訳的で文脈に合わず、③④はownの意味から外れている。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。