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【決定版】『大学受験のための英文熟考』の使い方とレベル

『大学受験のための英文熟考』で合格可能な医学部・上位校

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

・医学部医学科

〇〇大学 など

・他学部

〇〇大学 など

※代替可能な問題集を使用した合格実績も含む。

『大学受験のための英文熟考』の習得レベル(+到達可能な偏差値)

レベル11周通読した
レベル25割以上の問題で、解答と同じような和訳が書ける偏差値67.5
レベル38割以上の問題で、解答と同じような和訳が書ける偏差値75

『大学受験のための英文熟考』の使い方

頭の中で訳してみる

はじめから手を動かすのは効率的ではありません。まずは問題に目を通し、頭の中で構造が読み取れるか、それぞれの単語の役割がわかっているか、考えます。手を動かして構造解析したいのであればやってもいいですが、必須ではありません。

解説を読む

1分ほど考えたら、別冊の解説を読みます。自分の考察があっていたか確認しましょう。知らなかったところには線を引き、復習時に目立つようにしておくとよいでしょう。

このように、手を動かさずに頭を動かして1周しましょう。

和訳してみる

1周したら、再び最初に戻り、今度は和訳が書けるか確認します。

構造が見抜けていなければ手を動かしても無駄なのですぐに解説を読みましょう。

構造が見抜けたら手を動かし、自然な日本語が書けるかの確認をします。

解答と同じような日本語が書けるまでは×マークを累積していってください。書けるようになったら◯マークを付けます。

8割以上の問題に◯マークがつくまで繰り返す

あとは何度も復習します。できるだけ少ない回数で和訳が書けるようにするべく、解説をしっかり読み、ポイントを探すようにしましょう。習得に時間がかかりそうなものは、ルーズリーフや付箋に書いて机やトイレなど普段目にするところに貼っておくと、自然と習得するでしょう。

『大学受験のための英文熟考』の1周目、2周目…の役割

精読の主な目的は和訳問題対策です。1周目の目的は和訳問題の構文のレパートリーをおさえることです。例えば、省略、倒置など基本的な構文を知ることで試験の際に英文を読むための引き出しを増やしましょう。2周目以降の目的は必要十分な和訳をすることです。和訳は余計なものを付け足して言い過ぎても、書いてあることを省略しすぎても、点数がきません。単純な

『大学受験のための英文熟考』の習得にかかる時間

1問10分

『大学受験のための英文熟考』の特徴

文法用語が比較的少ない

高度な文法用語をなるべく減らし、それぞれ本質的な部分について基礎から解説されているため、非常にわかりやすい解説になっています。

繰り返し同じポイントが出てくる

構造解析において重要な部分は繰り返し出題され、自然と分散学習ができるように構成されています。分散学習を通して、知識をより確かなものにすることができます。

『大学受験のための英文熟考』が指定教材の理由

指定教材ではありません。

『大学受験のための英文熟考』の欠点

東大・京大・阪大・一橋など、難和訳問題を出題する一部大学を受験する人のみが対象です。

それ以外の大学を受験する人は、本書というより、和訳対策教材そのものを使う必要はありません。理由は、

・そもそも、和訳問題の配点比率は低い。
・和訳対策にはデメリットがあり、返り読みの癖がついたり、日本語を介して英語を理解しようとすることで、長文を読むスピードが遅くなることがある。
・和訳対策は『Rise』シリーズ(松濤舎の指定教材)の長文問題中に出てくるものや、過去問で演習すれば十分。
・和訳問題の失点原因の8割以上が語彙不足。残り2割は文法知識で、和訳対策の不足による失点はほとんどない。
・和訳対策は学校で過剰なほどやる。

などです。

実際、以下の合格実績を見ていただければわかるように、和訳対策用の教材はほとんどの生徒が使用していません。

https://shotosha.com/breaking-news

『大学受験のための英文熟考』の補助教材

ありません。

『大学受験のための英文熟考』の前にやるべき参考書

英単語、文法がある程度頭に入ってからでないと効率が悪いです。シス単やFACTBOOKを一定程度習得してから取り組むことを推奨します。

『大学受験のための英文熟考』の後にやるべき参考書

長文読解に必要な基礎知識(単語、文法、構文暗記)のインプットが終わってからですが、長文読解に入っていきます。

詳しい使い方については下記リンク先をご覧ください。

『大学受験のための英文熟考』と並行すべき参考書

特にありません。

『大学受験のための英文熟考』と代替可能な参考書

『英文解釈の技術100』で代替可能です。

『大学受験のための英文熟考』に関するQ&A

大学で簡単な和訳問題が出るのですが、精読教材をやる必要はありますか。
ありません。和訳対策は長文対策に含まるため、長文対策をメインに据えましょう。英単語と日本語は1対1対応すると思い込み、一語一義でしか単語を覚えていない人が和訳をすると、単語の意味をただつなぎ合わせただけの”ガタガタの日本語”を書くことになります。そのような人がいくら精読の練習をしても意味がありません。英単語のニュアンスを掴めるようになるためにも、長文の概要を掴むためにも、多読多聴を行っていかなければなりません。

『大学受験のための英文熟考』の目次/問題数