investment
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
investmentの根底にあるのは「今、何かを将来の見返りのために注ぎ込む」というイメージです。動詞investの語源はラテン語のinvestire(=衣をまとわせる、包み込む)で、「資源を何かに包み込んで預ける」感覚があります。お金を株や事業に投じる「金銭的投資」が最も有名ですが、時間・労力・感情なども「将来の利益のために注ぎ込むもの」と考えれば同じコアイメージで捉えられます。また「高い買い物だが長期的に価値がある購入品」を指すこともあり、これも「今コストを払って将来の恩恵を得る」という構造は変わりません。
2意味一覧
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名詞
(金銭的な)投資・出資
お金という資源を事業や株などに「将来の利益のために注ぎ込む」行為そのもので、コアイメージに最も直結した意味。 -
名詞
(時間・努力・感情などの)投入・費やすこと
注ぎ込む対象が金銭以外にも広がった用法。「時間を投資する」ように、将来の見返りを期待して何かに注ぐ行為全般を指す。 -
名詞
(長期的に価値を持つ)買い物・品物
「今高い対価を払っても将来ずっと役立つ」という考え方から、耐久消費財などを指して「これは投資だ(買う価値がある)」と表現する用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「投資」と聞くと株や金融だけを連想しがちだが、英語のinvestmentはtime investment(時間の投資)やemotional investment(感情的な投入)のように、お金以外にも幅広く使われる。文脈を見て「何を注ぎ込んでいるのか」を確認する習慣をつけよう。
investと混同しないように注意。investは動詞(投資する)、investmentは名詞(投資・投資行為)。make an investmentとinvestは同義だが、文中での品詞に気をつけること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| expenditure | 「支出・費用」という意味で金銭の出費を指すが、将来的な見返りや利益を期待するニュアンスはなく、単純な出費全般に使う。 |
| contribution | 「貢献・寄与」の意味で、共同の目標や組織に何かを提供するニュアンスが強く、個人的な将来の見返りを期待する含意は薄い。 |
| commitment | 「関与・傾注」で、時間や努力を何かに注ぐ点は近いが、将来の利益よりも「責任や献身として身を捧げる」意識が強い。 |
対義語: withdrawal(引き出し・撤退)、loss(損失)
6派生語・関連語
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invest
動詞
投資する、(時間・努力などを)注ぎ込む
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investor
名詞
投資家、出資者 -
invested
形容詞
(感情・関心などを)注いでいる、深く関わっている(be invested in〜の形でよく使う)
7コロケーション
- make an investment in 〜(〜に投資する)
- return on investment(投資利益率・費用対効果)
- long-term investment(長期投資・長期的な価値のある取り組み)
8確認テスト
Raising a child requires an enormous investment of time and energy.
① 多大な時間とエネルギーの消費
② 多大な時間とエネルギーの投資(注ぎ込み)
③ 多大な時間とエネルギーの無駄遣い
④ 多大な時間とエネルギーの節約
②が正解。ここでのinvestmentは金銭ではなく「時間とエネルギーを将来(子どもの成長)のために注ぎ込む行為」を指す。「消費」や「無駄遣い」では、将来の見返りを期待して注ぎ込むというinvestmentのコアイメージが失われてしまう。日本語としては「投資」より「注ぎ込み」や「かける労力」と訳すとより自然な場合もあるが、根底にある「将来のために注ぐ」という意識が伝わることが大切。
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