literally
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
literallyの根底にあるイメージは「言葉の文字(letter)の通りに=加工・誇張なしにそのままの形で」という感覚です。letter(文字)を語根に持ち、「書かれた文字の意味そのまま」が出発点。比喩やたとえを使わず「本当に・文字通りに」という意味が生まれます。また現代英語では逆説的に強調表現として使われることが多く、「本当に(すごく)」という誇張の意味でも頻繁に登場します。これは「誇張でも何でもなく、本当のことを言っている」という話者の主張が転じたものです。「そのままの形で=飾りなしの事実」というコアから、文脈によって多様な訳が引き出されます。
2意味一覧
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副詞
文字通りに・そのままの意味で
letter(文字)の通りに解釈するというコアイメージそのもの。比喩や婉曲表現を使わず、言葉の表面的な意味をそのまま受け取ることを示す。 -
副詞
本当に・まさに・まったく(強調)
「誇張でも比喩でもなく、本当にその通りだ」という話者の主張から転じた強調用法。日常会話・SNSで非常に頻繁に使われる現代的な意味。 -
副詞
(驚きや感情を強調して)もう・すごく・信じられないくらい
強調用法がさらにカジュアル化したもので、I literally can’t even. のように感情的な驚きや呆れを表す口語表現として定着している。
3例文
4よくある間違い・注意点
「文字通りに」という訳を機械的に当てはめてしまう罠。現代英語ではむしろ強調・感情表現として使われる方が多く、I literally died laughing. を「私は笑って文字通り死んだ」と訳すと意味が通じない。文脈を見て「本当に」「もう」「すごく」などと柔軟に訳すことが大切。
figuratively(比喩的に)と混同しないこと。literallyとfigurativelyは正反対の意味を持つ対義語ペアで、She was figuratively on fire.(彼女は絶好調だった)とShe was literally on fire.(彼女は本当に火がついていた)では全く意味が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| exactly | 「正確に・ぴったりと」という意味で、数値や位置など精度の高さを強調するニュアンス。literallyのように「言葉の解釈」や感情強調の用法はない。 |
| actually | 「実際に・本当は」という意味で、期待や想定に反する事実を提示するニュアンスが強い。literallyは「誇張でなく」という話者の保証が中心。 |
| truly | 「真に・心から」という意味で、誠実さや深さを強調するフォーマルな語。literallyのような口語的な誇張用法はない。 |
対義語: figuratively、metaphorically
6派生語・関連語
7コロケーション
- take ~ literally(〜を文字通りに受け取る)
- literally translate(直訳する)
- literally impossible / incredible / insane(本当に不可能な/信じられない/ありえない)
8確認テスト
“After the marathon, I was literally dead for two days.”
①「マラソンの後、私は二日間文字通り死んでいた。」
②「マラソンの後、私は二日間本当に動けなかった。」
③「マラソンの後、私は二日間比喩的に死んでいた。」
④「マラソンの後、私は二日間ちょうど死にそうだった。」
②が正解。dead for two daysは当然比喩的な表現であり、「二日間ぐったりして動けなかった」という意味。ここでのliterallyは「本当に・まったく」という感情強調の強調用法で、①のように「文字通り」と直訳すると矛盾が生じる。このように、literallyは皮肉なことに比喩的・誇張的な強調表現として使われることが非常に多いため、常に文脈で判断することが重要。
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