literature
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
literatureの語源はラテン語のlitera(文字)。「文字で書かれたもの」が根底にある。単なる「書き物」ではなく、人間の思想・感情・経験を文字という形に昇華させた知的・芸術的産物というイメージだ。このコアイメージから、芸術的価値のある「文学作品」という意味が生まれる一方、特定分野の「文献・資料」という意味にも広がる。つまり「読む価値のある書かれたもの全般」を指せる言葉であり、文脈によって「文学」にも「関連資料」にもなる。日本語で「文学」と聞くと小説・詩だけを想像しがちだが、英語のliteratureはより広く、体系的に集積された書かれた知識全体を指すこともある。
2意味一覧
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名詞
文学、文芸(小説・詩・戯曲などの芸術的作品群)
文字で表現された人間の芸術的・創造的遺産というコアイメージが直接現れた意味。「書かれた知的産物」の中でも特に芸術性・文化的価値を帯びたもの。 -
名詞
(特定分野の)文献、参考資料
「文字に集積された知識」というコアイメージから、学術・専門領域での「関連する書かれた資料の総体」という意味に拡張される。medical literatureなら「医学文献」となる。 -
名詞
(商品・サービスの)印刷物、パンフレット類
書かれたものという最も広いコアイメージが日常的・実用的な場面に適用された用法。promotional literatureなら「宣伝用印刷物」を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「literature=文学(小説・詩)」とだけ覚えると、review the literature(先行研究を概観する)やsales literature(営業用資料)など学術・ビジネス文脈での意味を読み取れなくなる。文脈に応じて「文献」「資料」「印刷物」と訳し分けることが重要。
writingやtextと混同しないこと。writingは書くという行為や書き物一般、textは特定のテキスト・本文を指す。literatureはある分野や時代の書かれたものの「集積・体系」というニュアンスが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| writing(s) | 書く行為・結果としての「書き物」全般を指し、literatureより広くカジュアル。芸術的・学術的価値の含意はない。 |
| fiction | literatureの中でも「虚構の物語(小説・短編)」に限定される。詩・戯曲・ノンフィクションは含まない。 |
| text | 特定の一冊・一本の文書や本文そのものを指す。literatureのように作品群の集合体というニュアンスはない。 |
| publication | 出版・刊行されたという「形式」に注目した語。literatureが内容・価値の蓄積に焦点を当てるのに対し、こちらは出版という行為・媒体に焦点がある。 |
対義語: illiteracy(文盲・無学)、spoken word(口承・話し言葉)
6派生語・関連語
7コロケーション
- body of literature(文献の集積・蓄積)
- review the literature(先行研究・文献を概観する)
- comparative literature(比較文学)
8確認テスト
“Before starting your research, make sure you review the existing literature on the topic.”
①文学作品 ②先行文献・資料 ③パンフレット ④書き方
②先行文献・資料。review the literatureは学術的文脈で「その分野に関する既存の研究・文献を確認する」という定番表現。ここでのliteratureは「書かれた知識の集積」というコアイメージが学術領域に適用されたもので、「文学作品」と訳すと意味が通じなくなる。
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