wide
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
wideのコアイメージは「両端の距離が大きい」こと。左右・上下・前後、あるいは具体的・抽象的を問わず、「端から端までの幅が大きく開いている」感覚が根底にある。物理的な幅(広い道路)はもちろん、「範囲の広さ」(wide range:幅広い範囲)や「差の大きさ」(wide gap:大きな隔たり)にも同じイメージが働く。また「目を大きく見開く」(eyes wide open)のように「端まで最大限に開いた状態」を表すこともある。bigやlargeが「全体的な大きさ」を指すのに対し、wideは常に「横幅・広がりの両端が離れている」という方向性を持つ点が特徴的だ。
2意味一覧
-
形容詞
(幅・横方向に)広い
文字通り「両端の距離が大きい」状態。道路や川などの幅を表す最も基本的な用法。 -
形容詞
(範囲・種類が)幅広い、広範な
物理的な幅の広さが抽象化され、「カバーする領域の両端が離れている=多岐にわたる」イメージ。wide range / wide variety などで頻出。 -
形容詞
(差・隔たりが)大きい、かけ離れた
2点間の距離が離れているコアイメージから、意見や数値などの「開き」が大きいことを表す。 -
副詞
大きく、十分に開いて
「端から端まで開いた状態」を表す副詞用法。open wide(大きく開ける)や wide awake(すっかり目が覚めて)など、「最大限に広がった」ニュアンスが出る。
3例文
4よくある間違い・注意点
「広い」という意味でwideとbroadを混同しがち。wideは「横幅の両端が離れている」具体的な広がりに強く、broadは「全体的に広々としている・包括的」というニュアンスが強い。例えばa wide road(実際の道幅が広い道路)に対し、broad-minded(心が広い)のようにbroadは抽象的・比喩的場面で好まれる。
副詞用法を忘れやすい点に注意。open the window wide(窓を大きく開ける)・wide awake(すっかり目が覚めて)など、形容詞だけでなく副詞としても重要な表現が多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| broad | 「全体的に広々とした」感覚で、抽象的・比喩的用法(broad knowledge:幅広い知識)に向く。wideが「横幅の具体的な距離」を示すのに対し、broadは包括性・大らかさのニュアンス。 |
| vast | 「果てしなく広大な」という圧倒的スケールを表す。wideより大げさで、主に土地・空間・量の膨大さに使う(a vast desert:広大な砂漠)。 |
| extensive | 「広範囲にわたる・入念な」という意味合いで、調査・ダメージ・経験などに使いやすい。wideより「広がりの度合いや労力」を強調する。 |
対義語: narrow、limited
6派生語・関連語
7コロケーション
- a wide range of ~(幅広い〜、多種多様な〜)
- wide open(大きく開いた、完全に開放された)
- wide awake(すっかり目が覚めて、油断なく)
8確認テスト
The new policy has received wide support from citizens across the country.
①幅の広い支持
②広範な支持
③かけ離れた支持
④大きく開いた支持
②広範な支持。wideのコアイメージ「両端が離れた広がり」が抽象化され、支持が特定の地域や層に偏らず多方面から寄せられている=「広範な」を意味する。①は物理的な幅のイメージを直訳してしまった誤り、③④はwideの他の用法を無理やり当てはめた誤り。
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